カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
なぜそんなに自慢話ばっかりするんだろう、という人、いませんか。
どんな話をしていても、いつの間にか会話がその人の自慢話に切り替わっている、なんてことがあるかもしれません。
だんだんとその人と一緒にいるのが苦痛になってくるかもしれませんね。
そもそもなぜその人は自慢をしたいのか、というと、自慢をすることで誰かに褒めてもらいたい、認めてもらいたい、自分の価値を確認したい、などという気持ちがあるわけなのですが、
あぁそうですか、では褒めてあげましょうとか、認める言葉を言ってあげましょう、と思えれば、まだいいのですよね。
でも、なんでこっちがいつもいつも褒めてあげないといけないのよ、とか、子供じゃないんだからやめて欲しい、などと不快に思うことが辛いのかもしれないですね。
ではなぜ、あなたは不快に思うのでしょうね。
それは、あなたがある意味大人としての自覚を強く持っているということなんだと私は思います。
人に自慢をしたり、褒めて褒めてと言うことは、大人として許されるものではないと思い、やってはいけないこととして、自分にも他人にも禁止しているのではないかと思うんですね。
ということは、あなたはとっても周りの人達の気持ちを考えてあげたり、場の雰囲気が悪くならないように気を使ったりしている人なのではないかと私は思います。
自分がやってはいけないと思っていることを、目の前で平気な顔をしてやられると、誰でも頭にくるものです。
しかし自慢ばかりする人にやめて欲しいなと思っても、やめてくれることはまずないんですよね。
なぜなら、人の行動を他人が制限することは出来ないからなんですが、 ではどうしたら、そういう自慢好きの人と一緒にいても、あなたが不快に思わなくなるのでしょうか。
そもそもあなたは、人に気を使って、自分の良いところを褒められても、いえいえ、そんなことはありません、なんて言ったりしませんか?
もしかしたら、あなたは、あなたの中の素敵な魅力を、ご自身で受け取っていないのかもしれないと思うんですね。
そうすると、他人が自慢したり自分の魅力を受け取ろうとするように見えることに遭遇すると、 私は受け取っていないのに、、、という思いが出てくることもあるんです。
ですので、あなたはとても人思いで優しくて、礼儀正しくて素敵な人なんだということを、きちんと受け取っていくのが必要じゃないかと私は思うのです。
今度誰かに褒められたときには、恥ずかしがらずに自分を卑下せずに、ありがとうと言ってみて下さいね。
それとともに、あなたが目の前の人の良いところを見つけたら、すかさず褒める、というのもオススメです。
心理学では、目の前に見えている世界は心の中を映したものだという考え方があります。
ということは、目の前の人の良いところは、あなた自身も持っていることなんですよね。
ですので、人の良いところを認めるということは、イコール、あなたの良いところを認めるということにつながります。
褒められたら受け取る、
人の良いところを認めて褒める、
この繰り返しが、あなたがご自身の魅力を受け取っていくことにつながり、引いては褒めて褒めてと自慢する人たちが目の前にいても、あまり気にならなくなっていくのではないかと私は思っています。