ひとりより、ふたり

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。

私は仕事が忙しくなると、とにかくやるべきことを終わらせることに必死で、脇目もふらずに仕事に没頭します。

そんなときは、周りを見る余裕もなく、世界で一番私が忙しいのではないかと思うフシがあり、またその思いが顔に出ているような気がします。

余裕がなくなると、人に優しくなれません。

誰かに声をかけられても、「本当は放っておいてほしい」と思い、私は一人の世界に入ろうとします。
そんな私が先日、超多忙だったときです。

仕事仲間の男性に、お手伝いします、と言われました。
私は自分のやるべきことを人に手伝ってもらうのが苦手です。
なぜなら自分が手抜きをしているような気がするのです。
あるいはその人に借りを作ってしまうとも思います。
ときにはその人に負けるような気もします。

人に手伝ってもらうには、仕事の説明をしたり準備が必要なので、自分でやった方が早いのではないか?とも思っていました。

私の仕事は私が一番良くできるのではという思いもあったように思います。

しかし、今回はどうにも自分ひとりで終わらせるのは不可能のように思えたので、私にとっては勇気がいりましたが、思い切ってお手伝い頂くことにしました。

有難いことに、締め切りまでになんとか仕事が終わりました。
そして、私は自分のある誤解に思い至りました。

私の仕事は私が一番良く知っているかもしれないけれど、ひとりでやることが必ずしもベストではない、ということです。

誰かと一緒にやることで、新たなアイデアを相手からもらい、その刺激を受けて、私にもまた新たなアイデアが浮かぶ、という良いリズムが生まれることを改めて知りました。
ひとりより、ふたり。いつもやっている仕事であっても、別な人の視点を取り入れることで楽しさや新鮮さが

何倍にも膨らむのだなぁと実感しました。
そこで思ったのですが、私の「ひとりでやるから放っておいてほしい」という雰囲気を乗り越えてまで、手伝いを申し出てくれた彼は、どれだけの勇気を持って私に声をかけてくれたのだろうか、ということです。

多忙により殺気立った私に拒否されたり嫌な顔をされるかもしれない状況でした。そんなときにお手伝いを申し出てくれた彼は、自分がどう思われるかではなく、相手にとって何が良いかと、自分が感じた通りに実行する人なのかな、と思いました。

そんな風に自分の良心を信頼している人は実行力があり自信に満ちていて、とても素敵だなぁと思いました。
もし次に誰かが私のようにひとりの世界に入っているとき、私は私からその人の心の扉をノックできるだろうか、繋がりを拒否している人に自ら繋がろうとして行かれるだろうか、そう考えると少し怖気付きました。

でも、ひとりより、ふたり。

相手のことを思って行動すると、自分にも喜びが返ってくるはず。
仕事を完了してからお互いを讃えあった相手の笑顔を見て、私は強く思いました。
空 まだ

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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