みんなで仲良くしゃべっていたはずが、人の話に割り込んできて話題を独り占めする人っていませんか？
話すことといえば、いつも同じ話題で趣味や自慢話などかもしれません。
自分の話ばかりする人は自信満々なのでしょうか？
今日は話題を独り占めする人の心理を解説します。
話題を独り占めする人の心理
話題を独り占めする人が、人の話に割り込んだり自分の言いたいことを延々と話す心理をひとことで言うとしたら、それは「怖れ」ではないでしょうか。
怖れというのは、こうなったら困る、こうなったらどうしよう、などという不安でもあります。
自分は大切にされない怖れ
私たちは誰でも、自分とはどのような存在であると思っているのかによって、どのような行動をするのかが決まってくると言えるのかもしれません。
たとえばみんなとワイワイおしゃべりをしているところに「自分は大切にされない存在だ」と思っている人がいるとします。
その人にとって「大切にされない存在」とは、みんなから話しかけられもせず、そこに居ることさえも忘れられてしまうことのように感じるかもしれません。
もしかしたらかつて、そのような悲しい経験をしたことがあるのかもしれません。すると、誰にも大切にされないかもしれない、大切にされなかったら困る、大切にされなかったらどうしよう、という「怖れ」や不安を感じていることが考えられます。
もしかしたらかつて、そのような悲しい経験をしたことがあるのかもしれません。すると、誰にも大切にされないかもしれない、大切にされなかったら困る、大切にされなかったらどうしよう、という「怖れ」や不安を感じていることが考えられます。
そのような人は、誰かの話をさえぎってまでも、自分がここにいるということをアピールしなければと感じ、人の話に割り込んでしまうかもしれません。
怖れは視野を狭くする
怖れを抱えているとき、私たちは自分の怖れのことでいっぱいで、他人を思いやる余裕がなくなってしまうことがあります。
そのため一旦話し出すと、自分の趣味や自慢話などを続けてしまい、周囲の人がどんな表情をしているのか、もっと話を聞きたいのか、もうやめてほしいと思っているのか、など気づかないことがあるでしょう。
話題を独り占めする人の特徴
話題を独り占めすると、周囲に人が寄り付かなくなってしまうこともあるので、自分は大切にされないとか、自分は好かれないという悩みを抱えていることもあるかもしれません。
子どもっぽい
話題を独り占めする人は、周りを気にしているようで気にできていないとか、配慮が足りないなど、わがままや、子どもっぽく、悪気がなさそうに見えることもあるでしょう。趣味の話が始まると止まらないなど、周りの人が楽しそうにしているのか、興味がなさそうなのかに気を配るよりも、しゃべりたい気持ちが勝ってしまうこともあるかもしれません。
自信がない
自慢ばかりしている人は、他人から見ると自信家のように思うこともありますが、自分はすごいのだとアピールしなければならないほど、実は心の中では自信がないということが考えられます。たとえば子どもの自慢や夫の自慢、自分の学歴、家柄の良さなど、自分自身の人間性などを良く思えないほど、自分に付随するものを自慢したくなるのかもしれません。
話題を独り占めする人への対策
話題を独り占めするために他人の話をさえぎったり、自分の話ばかりする人と一緒にいるとウンザリするとしたら、あなたは他人の気持ちを配慮できる人であり、嫌なことがあってもつい我慢をしやすいかもしれません。
すると、我慢を続けて「もう無理」と思ったときには、思い切り嫌そうな顔を相手に向けたり、冷たい態度を取ってしまうかもしれません。配慮ができる人だけに、そういう自分が嫌になってしまうこともありませんか？
話題を独り占めする人には、我慢をせず、相手も傷つかない方法で独り占めをやめてもらえるのがベストでしょう。
相手の話を受容する
受容というのは、受け入れることです。
相手が野球の話を延々とする人だとしたら「へぇ、〇〇さんピッチャーなんですか。カッコいいですね！」など相手の話を一旦受け止めてから、別の話題に持っていく方法があります。人は自分の話をスルーされると、まだ話し終わってない！と不満が残ることがありますが、話を受け入れてもらうと、話したい気持ちや聞いてもらいたい気持ちが少し満たされる気がして、話題が自分の話から他の話に移ったとしても、それほど気にならないかもしれません。
可愛く言う・おどけて言う
話題を独り占めしている人に「そろそろ別の話題でもいいですか？」と相手を傷つけずに伝えるには、
可愛く言う
おどけて言う
という方法があります。
話題を独り占めしている人を責めるのではなくて笑い飛ばすことができたら、相手もあなたも嫌な気分を感じなくて済むと言えるのではないでしょうか。よろしければこちら↓↓↓の記事もご覧ください。
