ちょっとした一言で気分が落ち込むとき

カウンセリングサービスの帆南尚美です。

ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。

今日は朝から気分がいいな~と思っていたのに、誰かの一言で急に気分が落ち込むことってありますよね。

それは会社の上司からの一言だったり、友人の一言だったり。

本当にたいしたことのない一言だと自分でも分かるのだけど、なんだか傷ついて落ち込んで、もう這い上がれないんじゃないかと思うこともあるかもしれません。

私に以前よくあったのは、会社の会議で私が何かを発言したときでした。

例えば「ここ3ヶ月の売上げが低迷しているので、~をすべきと思っています。」と私が言ったとします。
するとその会議の参加者の誰かが、「~をすべき?」と繰り返したとします。

それは、単に繰り返されただけ、なのですが、

しかし、それを私は、
「は?~すべきだって?そんなこと言ってるようじゃ『お前ダメだな。』」
というように聞こえてしまっていたのです。
そして、プライドがズタズタになったような気がして、どこかに隠れてしまいたいような気がしました。
今思えば、その時何が起きていたのかというと、
私がもともととても自信がなく自分をダメな奴だ、私には価値なんて何もない、と思っていたので、

そこに追い討ちをかけて「お前はダメな奴だ」と言われると、(正確には言われたと思っただけなのですが)

もともとカナヅチでたたいて地面に埋め込まれていた自信の無さが、より一層カナヅチでたたかれたようで、これ以上落とせない、というところまで行ってしまったのではないかな、と私は思っています。

少し考えれば、その聞き返してきた人は、単に私の声が聞き取りにくかったのかもしれないし、私の意見をただ確認したかったのかもしれません。

私たちは必要以上に自分の価値を低く見積もっていることがよくあって、
そんなときに他人の言葉を自分の価値を一層低めることに利用したりするようです。

それも無自覚に。
人のちょっとした一言で落ち込むことがあるとしたら、もしかしたらそのように、

もともと自分なんてダメだし、と思う癖があって、
人の言葉でより一層自分にダメだしをしているために、ぐったりと落ち込んでしまうのかもしれませんね。
そんなことが起きてしまったら、私は、「またやっちまった!」と気づくことが大事かなと思っています。

私は自分を低めて認識する癖があって、ひとの言葉でそれをより一層強めてしまった!と。

そう気づいた頃には、さきほどまで感じていた「気分の落ち込み」がだいぶ軽減されて楽になっていると私は思います。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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