カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
私が住んでいる町は、瓶や缶などを分別して回収場所に持って行くと、自治体が回収してくれます。
今朝のことです。
私が分別したものを持って行くと、自治体の係の方がいらして、回収場所に出されたリサイクル資源を回収用の箱にきちんと詰め直していました。
普段は私たちが各々自分で分別しその回収箱に入れていくのですが、係の方はそれを運び出しやすいように隙間なく詰め直していました。
箱はどれも満杯で、これ以上入らないように見えました。
私は両手に分別品の袋を提げて、どうしようかなと思っていたところ、
「あ、そこに置いといて下さい!」
とその係の女性がおっしゃいました。
「あ、ではよろしくお願いします!」
と私は言い、回収箱のそばに袋に入れたままの瓶や缶を置いて来ました。
・・・ただそれだけ、なのですが、その直後からなんだかとても私の気分が良いのです。
私は、なんだこれは?と思いました。
そしてすぐに思い当たったのは、先ほどの方の「そこに置いといて下さい!」でした。
それは、明るい声で、「どうしようかな」という私の小さな不安を掻き消してくれるような、思いやりのある言い方に聞こえました。
同じ言葉をかけるにしても、言い方は色々あるなぁ、でもあの方の言葉はこちらの気分を軽くするものだったなぁと思いました。
そして、これは普段の何気無く発している自分の言葉にも当てはまるなと思いました。
例えば、おはようございます、という言葉。
当たり前のように使っていても、全く気持ちがこもっていない、といいますか、ただ挨拶の習慣として発している私自身を思い、これはいかんな、、と思いました。
ありがとう、も同じです。
近しい人ほど、感謝の言葉がなかったり、あったとしても、相手の顔も見ず、気持ちのこもらない「ありがとう」を言い、「感謝してますけど」と思っていた気が私はしました。
自分がどのような気持ちを込めた言葉なのかによって相手が受け取るものも違ってくるな、と改めて思い、
どうせ同じ言葉を言うのであれば、相手にも気分が良くなって欲しいし、
本当は繋がりが大切だと思って挨拶し、感謝を伝えたくてありがとうを言っている、
そんな気持ちをストレートに伝えたいと思いました。
言葉の発し方に気を付けてみたら何かが変わるかもしれないと、今日はいつもより自分の気持ちを込めて挨拶をしてみようと思いました。
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