いつも人に優しく接することを当たり前のようにしていても、そうできないときも、ありますよね。
朝から目の前に起きること一つ一つにイライラするときも、
天気が悪いと体調がどんよりするときも、
風邪で発熱しているときに、どうしてもやらなければならない仕事があるときも、
それでも頑張って周りの人たちと普段どおりやっていきたい気持ちはあるのだけど、
なぜか自分の発する言葉がとげとげしいとか、
要らぬ言葉は言うまいと思って黙るのだけど、その分イライラが自分の中で渦巻いてしまうとか、
いつもは好きな人たちなのに、彼らがやっていることに、「それ、おかしいでしょ」とネガティブなツッコミを心の中でやり続けたり。
そういう自分がもう本当に嫌だな、自分って最低だな、などと思うことが私にはあります。
でも、自分が辛い時に人に優しくなれないのは、当たり前だとも私は思います。
自分のことで一所懸命なんです。
人に優しくできないからといって、辛い時に更に自分にダメ出しするのはやめたいですよね。
辛い時は、自分の味方になってあげるのが最初の一歩だと思っています。辛いよね、ほんとに・・・と自分に言ってあげることから。
そして、辛い時は周りにまで気を配るのは無理無理!
と、今の自分に寄り添ってみると、
そうだよね、まぁ今はこれでもいいか、と少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
この、楽になる、というのがとても大事で、辛いだけの自分から、少し余裕のある自分になれたということなのだと私は思います。
そして、このほんの少しできた余裕の分だけ、人に優しくできる自分がようやく戻ってきたなぁと感じるように私は思います。
辛い時は、急がず、いつの間にかまた心の余裕ができるときが来るのだと、ただ信じていればいいのではないかな、と私は思います。
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