そんなこと言ってないよ!

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
先日、仲良くしている友人と久しぶりに食事に行ったときのことです。
私にとってその方は、色々なことをざっくばらんに話ができる、とても大切な友人なのですが、
数ヶ月前、それまでと比べて会う機会がガクンと減り、なかなか話をする時間がなくなってしまったので、
なんだか話す機会が減って寂しいな、ということを私から伝えたことを私は記憶していました。
その後何度かメールのやり取りもありましたが、私はその方に簡単な近況報告をしていたつもりでした。
ところが、先日その方と会って話をしているうちに、面白いことが発覚しました。
前回顔を合わせたときに「寂しいぞ」と伝えたあとの私の近況報告のメールは、その方にとって「しばらく会いたくない」という私の意思表示として受け取られていたというのです。
そんなこと言ってないよ!と私は思いました。
その方がその話をし出したとき、私は何の話をされているのか分からずポカンとしていましたが、
よく話を聞いてみると、大きな勘違いがあり、私がその方との距離を取ろうとしていると誤解されていたようなのです。
私は状況を理解した途端、「何よ、変な勘違いをして!笑」と、笑い飛ばしました。と同時に「なぜそんな誤解をしたのか理由がわからない!」と、少し相手を責めたくもなりました。
私の方が寂しいと伝えたはずだったのに、いつの間にか、私がその友人との距離を積極的に広げようとしている立場に逆転して理解されていたことが、どうにも納得できませんでした。
しかし、これは私にコミュニケーションの大切さを教えてくれる出来事なんだろうな、とふと思いました。
恐らくちょっとした言葉尻、ちょっとしたメールの文の流れ、ちょっとした行き違いから、こうやって人と人が誤解して、場合によっては金輪際のお別れになってしまうこともあるのだろうな、と思いました。
そして、そういえば私は今まで、友人との間で、私が意図していなかったことを理由に急に怒りを買ったり、無視されたりすることがあったことを思い出しました。
私の話し方や態度が、相手に私自身の気持ちとは異なる意味を持たせて理解されていた可能性もあるのかな、と思いました。
あるいは、もしかしたら、ですが、私が何かの理由で自覚せずに人との距離を取ろうとしていたかもしれず、それを相手の方が無意識に察知したかもしれません。
とはいえ、私の意識の上では、私は友人たちを避けたいと思っていませんし、できればもっと親しくなりたいとすら思っていたのですから、
その気持ちをきちんと伝えるためのコミュニケーションは大事だなぁと改めて思いました。
人との心の間に距離があるように感じるとき、または自分が誤解されているように思うとき、私たちはつい相手を責めてしまいたくなるかもしれません。先日の私がそうでした。
あるいは、相手との距離を縮めるために、私がどうしたいか、よりも、相手はこちらをどう思っているのか?を確認したいと思ったりするかもしれません。
でも、相手との心の距離を縮めたいときに、私たちができること、それは、相手を大好きで大切に思っていることを、そのまま伝えることなのだろうな、と私は思いました。
使用済み 霧の摩周湖

面談カウンセリング

ご予約は、カウンセリング予約センター(06-6190-5131)までお電話ください。
「帆南(ほなみ)の面談を受けたい」と言っていただくと話がスムーズです。

・提供しているカウンセリングは、こちら。

・最新の面談カウンセリングスケジュールは、こちら。

・帆南尚美のプロフィールは、こちら。

カウンセリング予約センター
TEL: 06-6190-5131
営業時間:12:00~20:30
月曜定休(祝日は翌日代休)、他
休業日詳細はこちら

この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

目次