夫婦の会話がない心理的な理由と対処法

あなたは、夫婦の会話がないことを苦痛に感じることがありませんか?

一緒にいても楽しくないし、
この先一緒にいる意味があるんだろうかと思うこともあるかもしれません。

今日は夫婦の会話がない心理的な理由と対処法をご紹介します。

目次

夫婦の会話がない心理的な理由

夫婦の会話がない心理的な理由として代表的なものに、これ以上傷つきたくないというものがあります。

これまでパートナーに話しかけるたびに、何度も傷ついて傷ついて、もう傷つくのは嫌だと思っていませんか?

次もまたきっと自分が傷つくだろうという怖れを感じ、相手はまたきっと傷つくような言動をしてくるだろうという疑いがあると、話しかけることへの抵抗を感じるでしょうから、会話がなくなるのも当然といえるのかもしれません。

パートナーへの不満を我慢している

パートナーへの不満を我慢していると、会話がなくなることがあります。

なぜなら不満というのは相手に「〜してほしいのにしてもらえていない」という思いですから、我慢したところで不満は消えず、かわりに怒りがたまってくるのです。

怒りがたまると、我慢の限界になったときに爆発するか、

とにかく爆発しないようにと相手との接点を減らしてしまうのです。

あきらめを感じている

あきらめを感じていることで、会話がなくなることもあります。

これまで夫婦の会話を増やそうと努力したのに、つれない返事をされたり、迷惑そうな顔をされたりして何も改善できなかったとしたら、これから先ももう無理だろうと感じ、あえて自分から話しかけようとは思えないのですね。

夫婦の破綻が決定的になるのが怖い

これまで喧嘩や口論をしてきた場合、会話のない冷戦状態の今、かろうじて夫婦という形を保っていると感じている場合があります。

次に会話を始めてまた喧嘩になったとしたら、そのときは夫婦の破綻が決定的になりそうで、怖くて話しかけられないと感じることもあるでしょう。

夫婦の会話がないなら離婚するしかないの?

夫婦の会話がないなら離婚するしかないのかというと、答えはノーです。

もちろん離婚して、会話を楽しめる新たなパートナーと出会うのもいいと思いますが、
離婚は結婚の何倍も大変だとも言われますから、悩まれる方も多いと思います。

離婚しなくてもこの苦痛がなくなるならば、それに越したことはないと思われるかもしれません。

夫婦の会話がなくて苦しい本当の理由

夫婦の会話がないから苦しいと思われるかもしれませんが、その苦しさの本当の理由は、ふたりが愛し合えていないことにあるのかもしれません。

愛し合っているラブラブな二人なら、話したいことが次から次に出てきて盛り上がるはずだから、「会話のない私たちは終わっている」などと感じると、悲しくてやり切れなくなりますよね

会話がしたいのもあるとは思いますが、本当にほしいのは、愛し合えてる感ではないでしょうか。

愛し合えていると、会話がなくても苦にならない

ふたりが愛し合えていると、会話がなくても苦にならないでしょう。
なぜなら、愛し合っているならば、会話があったら楽しいし、会話がなくても、そんな時間もまた楽しいと感じられるからなのです。

会話があってもなくても、どうでもよくなるのかもしれませんね。

夫婦の会話がないことが気になるときの対処法

夫婦の会話がないことが気になるときの対処法を、今日はひとつご紹介したいと思います。

愛し合える夫婦になるための、最初の一歩ともいえるものです。

相手のいいところをさがす

相手をじっくり眺めて、相手のいいところをさがしましょう。

え?そんなこと?と思うかもしれませんが、
とても大事なことなんですよ。

会話がないことが気になっているとき、私たちの意識は自分に向いていて、

あーあ、なんでこんなに会話がないんだろう
つまらない
もういやだ

などと思っているかもしれませんが、

自分に向いている意識の矢印をぐるっと相手に向け直して、

この人のいいところはどこだっけ?

と思ってみてください。

意外と難しいと感じるかもしれません。

いいところが見つかったら、相手に伝えられると尚よし、ですね。

愛し合える夫婦になる秘訣は、相手に関心をもつこと

愛し合える夫婦になる秘訣は、相手に関心をもつことです。

関心を持つとは、好意的な目で相手を見ることともいえますが、

それが嫌なんだけど!!

と思うこともあるかもしれませんね。

これまでのふたりが過ごしてきた年月に起きた様々なことが、相手に関心を持てない状況にさせているかもしれません。

私のほうに関心を持ってほしいと思うかもしれませんしね。

そんなときは、じっくりと自分の心と向き合ってみることをおすすめします。

これまで言えずに我慢してきたことや、本当はこう思ってるんだけど思っちゃダメだと自分に言い聞かせてきたことなど、心の中で放ったまま、大切にできないまま、自分で自分の気持ちに知らん顔してきたことがあるかもしれません。

心と向き合ってみたら、本当は愛し合いたいのに、愛し合うことにブレーキを踏んでいるなんてことに、気づけるかもしれませんしね。

心と向き合うときは、ひとりでやるよりも、信頼できる人やカウンセラーのサポートを受けながら進めていくと、やりやすいものです。

私のカウンセリングでも、サポートさせていただいています。

会話がなくてシラーッとしている二人が、会話のある無しに関わらず、お互いを愛おしく見つめ合う、そんな関係になったとしたら、あなたはどんな気分でいられそうでしょうか?

そんなことをイメージしながら、ラブラブな夫婦仲を手に入れてくださいね。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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