夫婦仲が冷えているのに、こんなものだと思っていませんか

突然ですが、みなさんはお風呂の温度は何度くらいがお好みですか?

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人によって違うでしょうが、40度が適温だという話もあるようです。
42度だとちょっと熱すぎて、長くつかっていられず
38度だとちょっとぬるくて、物足りないのかもしれません。
40度が好みの人が、38度くらいのお風呂に入ったとします。
「ぬるいな・・」と思ったその人は、どうするでしょうか。
お風呂の追い炊き機能があるなら、追い炊きをするかもしれませんし、なければ熱いお湯を足すのではないでしょうか。
追い焚きしたり熱いお湯を足す理由は、2つほどあるかもしれません。
当たり前と思うかもしれませんが、
まずひとつめの理由は、ぬるいお湯は心地よくないからいやだな、もっと熱いお湯にしたいな、と思うからではないでしょうか。つまり今よりもっと良くなりたいという思いがあるからと言えるかもしれません。
もうひとつの理由は、追い焚きをしたり熱いお湯を足すと、お湯の温度が上がると知っているから、つまり今より心地良くなるための方法を知っているからと言えるでしょう。
お風呂のお湯の温度の話でしたが、これを夫婦仲の話に当てはめてみたいと思います。
お風呂のお湯と夫婦仲は同じではありませんが、心の動きには共通点がありますので、よろしければお付き合いくださるとうれしいです。
夫婦仲が冷えているのに、こんなものだと思う理由
たとえばあなたが結婚して何年かするうちに、だんだんと夫婦仲が冷めてきたなと思っていたとします。
そんなとき、冷えた夫婦なんて心地よくないから嫌だ、もっと仲良くなりたいと思う人は、
どうすれば仲良くなれるかという情報を探すかもしれません。
どうすればもっと仲良くなれるかの方法を知っている人は、その方法を実行するなど、色んな努力をしてみるかもしれません。
一方で、たとえ関係が冷えてしまったとしても、また、たとえもっと仲良くなれる方法を情報としては知っているとしても、夫婦なんてこんなもんだろうから仕方ないと、あきらめてしまう人がいます。
お風呂のお湯でいえば、お湯がぬるくて心地よくないけど、仕方ないからと思って、そのまま追い炊きもせず熱いお湯も足さないでいる状態です。
なぜ心地よくない状態を続けるかというと、私たちは自分が気分よくなるのにふさわしいと思えないとか、幸せになる価値があると思えないときに、現状に甘んじてしまうことがあるのです。
まず幸せがふさわしい私になる
結婚生活が楽しくないとか、夫婦仲が冷え切っているけれど、このままでいいんじゃないか、こんなもんじゃないかと感じるとき、「幸せであること」は自分にふさわしくないと、潜在的に信じていることがあるようなのです。
世の中に、幸せがふさわしい人と、不幸せがふさわしい人がいるかというと、きっとそんなことはなくて、誰もが幸せであるのがふさわしいのではないかと私は思うのです。
しかし、かつて心から幸せを望んでいたときに、うまくいかずに大きな落胆や失望を経験したことのある人は、あれだけ幸せを願ったのにうまくいかなかった私なんだから、幸せなんて手に入らないだろうと信じてしまっていることがあるのです。そうすると、たとえ夫婦仲が冷え切っていて、パートナーと一緒にいるのが楽しくないだけでなく苦痛であったとしても、あるいは毎日がまったく味気ない状況であったとしても、なかなかその状況を変えようと思えなかったりするようなのです。

夫婦仲が冷えているときに幸せになる方法は、夫婦仲改善だけではありません。
もっと他にも幸せになる方法があるかもしれません。
なので、夫婦仲を改善しましょうと言いたいわけではないのです。
あなたが、幸せになるのがふさわしい、幸せになるぞと心から思えたときに、幸せになるための次の一手が見えてくることが多いようです。
カウンセリングでは、そのためのお手伝いをさせていただくこともあるのです。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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