友だちって、それなりにお互いに好きで、一緒にいると楽しいはずなのに、
なぜか疲れると感じることがあるかもしれません。
なぜか疲れると感じることがあるかもしれません。
友だちといるのが疲れると感じるとき、それはある特定の相手かもしれませんし、友だちはほぼ全員同じように疲れると思うことがあるかもしれません。
心から笑えない
話題そのものは面白おかしいかもしれないけれど、なんだか心から笑えないかもしれません。とはいえ、面白くない顔をするのも悪い気がするので、愛想笑いをしながら「つまらない」と思うこともあるのではないでしょうか。
自分ばかり気を使っている気がする
相手の顔色を伺ったり、相手に好まれそうな話題を振ったり。いつも自分ばかり下手に出て相手に気を使っている気がするかもしれません。
緊張する
友だちだからといって一緒にいるとリラックスできるわけでもなく、緊張してしまい体も心も疲れてしまうかもしれません。
たいして好きじゃない
友だちだし、好きじゃないなんて思ったら失礼だと思いつつ、本当はたいして好きじゃないなと感じることもあるのではないでしょうか。
友だちといるのが疲れる理由
私たちは、友だちというのは仲が良くてお互いに好きであるべきだ、という考えがどこかにあるのかもしれません。
すると、実際はそれほど相手を好きだと思えない自分のことを「良くない」と感じ、自分を責めてしまうことがあるようです。
友だちといると疲れるというときは、自然体でいられない、言いたいことが言えていない、我慢をしているということが考えられます。
それはたとえば、以下のような感じではないでしょうか。
いい人になろうとしている
本当の私を出したら嫌われるかもしれないと思い、言いたいことがあっても遠慮するかもしれません。
また、相手が言われると嬉しい言葉をさがしては、それを伝えることに終始し、相手のことばかりを大切にしているようで、自分の心が置いてきぼりになった感じがするかもしれません。
自分さえ我慢すればいいと思っている
本当は言いたいことがあるけれど、うまく表現できないとか、きっと理解されないだろうなどと感じてしまうことがあると、だったら自分さえ我慢すればいいと思って言いたい気持ちを飲み込むクセがあるかもしれません。
友だちといるのが疲れる人によくみられる特徴
友だちといるのが疲れると感じる人は、いつも相手のことを大切にしようと気遣っている、心やさしい人であることが多いようです。
また、相手がいい気分になるか、自分がいい気分になるか、どちらかだと思っているケースもあるかもしれません。
そのため自分のことは後回しにしてしまい、いつもやるせなさを感じていることも考えられます。
本当の自分に他人は興味を持たないだろうと思っていることもあり、人はどうせ孤独だという考えの持ち主であるかもしれません。
友だちといるのが疲れる人へのヒント(対策)
友だちに限らず、人との関係から感じる疲れを軽減させるために必要なことのひとつは、自分らしさを大切にするということかもしれません。
自分を隠すことにエネルギーを投資しない
自分を隠そうとすることは、本来の自分とは別人格になろうとしているとも言え、我慢や無理が重なります。
人はあなたがたとえ「いい子」を演じたとしても、たいして有難くもないものです。
それよりも、あなたが何を考えているのか知りたいし、あなたの笑いのツボを知りたいし、あなたの価値観を知りたいものです。
また、本来の自分らしく振る舞うことができると、私たちはリラックスして物事を楽しめやすくなるようです。
だとしたら、あなたという人間がどんな人なのかをどうやって伝えるか、それを考えて工夫することにエネルギーを投資することが大切ではないでしょうか。
自分を表現してみる
案外私たちは、自分の頭の中のことを他人に伝えることが下手だったり、面倒に感じたりして手抜きをしがちです。
すると一生懸命に自分のことを分かってもらおうと努力する前から、「どうせ私のことなんて分かってくれない」とか「どうせ私のことなんて興味ないでしょ」という思いを持ってしまいやすいのです。
そのように感じながら誰かと一緒にいることは、疲れるだけかもしれません。
あなたという人は何が好きで、何が嫌いなのか、また何を考えている人なのか、遠慮せずに伝えるところから始めてはいかがでしょうか。自分を表現するチャンスは普段の会話の中にも転がっているものです。ときおり自分を表現するときに、つい怒ってしまうという人もいらっしゃいます。
これまで本当に他人を優先し、自分を押さえつけて我慢ばかりしてきた方ではないでしょうか。
これまで本当に他人を優先し、自分を押さえつけて我慢ばかりしてきた方ではないでしょうか。
これからは誰をも傷つけず、自分をも傷つけない方法で、あなたを知ってもらうことをしませんか。