挨拶をするのは社会人としての基本だと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、職場などで挨拶をしない人っていませんか?
なぜ挨拶しないのか、放っておけばいいのか、「挨拶したほうがいいよ」と注意すべきか、そんな心理を解説します。
挨拶しない人に注意すべき?~気になる人の心理
挨拶しない人に、挨拶するよう注意すべきか気になる人というのは、ご自身は人に会えば挨拶することが身についているような、社会人として立派な方ではないでしょうか。
挨拶するのが当たり前であり、正しいと思っている
なぜ人に会えば挨拶をするのかというと、「挨拶は、するものだ」と思っていらっしゃるかもしれません。
子どもの頃から教えられた、人が生きていくうえでのルールであり相手への礼儀でもあるので、何も考えずに挨拶しておけばいいのだと思う方もいらっしゃるかもしれません。
挨拶すると気分がいい
挨拶をし合うと気分がいいのだから、顔を合わせたら挨拶をしたほうがいいと思う方もいらっしゃるでしょう。
「おはよう」と言って、「おはよう」と笑顔で返されたら嬉しいでしょうし、反対に無視されると軽く傷ついたり悲しくなったり、むしゃくしゃするかもしれません。
挨拶は、良い人間関係を保つためには欠かせないツールのようなものだと思うかもしれません。
お節介になりたくない
挨拶は、したほうがいいと考える方も多いかもしれませんが、相手が子どもであるならまだしも、いい大人に対して「挨拶をしたほうがいいよ」と言うのは、こちらも勇気が要ることではないでしょうか。せっかく勇気を出して言ったとしても、お節介や偉そうだなどと思われたりして、相手との関係が悪くなるのは嫌だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
言ったところで相手が挨拶するようになるとも限らないので、無駄骨を折りたくないという方もいらっしゃるかもしれません。
相手に注意するか、何も言わずに放置するかの二択だと思っている
「挨拶をしたほうがいい」と注意したくても、今はやめておこうと考えるときがあるでしょう。
するとその人が挨拶をしないのを見るたびに、「まただ」「挨拶しろよ」「なんで挨拶しないかなー」などとイライラを感じるかもしれません。
相手に注意するのもストレスだし、放置するのもストレスで、対処のしようがないと感じることもあるのではないでしょうか。
挨拶しない人の心理
挨拶をしない人でも、挨拶が礼儀だとか、したほうがいいということは認識している場合が多いのではないでしょうか。
それでも挨拶をしないとしたら、そこにはきっとその人なりの理由があるのでしょう。
世の中には非常に社交的なのに挨拶はしない、という人もいらっしゃるでしょうが、挨拶をせず社交的でもないというケースを考えてみましょう。
人がこわい
挨拶をしない人の中には、人が怖いと感じる方がいらっしゃるでしょう。
人と関わると攻撃されてしまうのではないかという怖れがあると、なるべく人と関わらないようにしているという場合も考えられます。
挨拶には意味がないと思っている
挨拶なんて形ばかりで何の意味があるんだ、とか、別に自分は他人と仲良くなりたいと思っていないので、挨拶する意味がないと思っていることもあるでしょう。かつて人と親密になったけれどだまされたり傷つけられるなど、良いことがなかったと感じていることもあるかもしれません。
自分に自信がない
自分の仕事ぶりに自信がないとか、自分の容姿に自信がない、学歴だったり人と仲良くなれない性格など、なにかしらの劣等感を感じているとしたら、私たちは人との関わりを拒絶したいと感じることもあるでしょう。
嫌われていると思っている
過去の何かしらの理由により、自分は人に嫌われているとか、嫌われやすいと思っている場合、私たちは人との接点をなるべく減らしたいと感じるものかもしれません。
挨拶しない人に、できること(対処法)
挨拶しない人に言葉で伝えなくても、いつのまにか相手が挨拶する人になるかもしれない方法をご紹介します。
相手を大切にする
挨拶しない人は、自信を持ちにくい怖がりさんであるかもしれません。
つまり、あなたがその人を傷つけない・責め立てない・怖がらせないで、その人が安心できるようにしてあげられるといいのかもしれませんね。
挨拶しつづける
挨拶をしない人は、自分は嫌われていると感じやすい場合があります。そんな中、あなたが笑顔で挨拶し続けてくれたとしたら、相手に「なんだか今までと違うぞ」というインスピレーションを与えるかもしれません。
たまには世間話をする
挨拶だけでなく、ときには軽い世間話などをしてみてもいいかもしれません。ちょっとした会話はお互いに警戒心を解いたり、心の距離を近づけたりするものではないでしょうか。
なぜそこまでやらねばならない?
挨拶しない人に、なぜそこまでやらないといけないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。挨拶しない人がなんとかならないのかと思うとしたら、あなたはその人の対人関係がうまくいかないことや、職場などの雰囲気がその人のせいで悪くなっているかもしれないことに心を痛めるような、心優しい人だと言えるのかもしれません。
つまり、よろしくない現状をなんとか変えたいというお気持ち(願い)があるかもしれず、だとすればその願いを叶えることは、あなた自身を、そしてあなたの心を大切に扱うことにもなると私は考えています。よろしければ、こちら↓↓↓もご覧くださいませ。