私たちは、自分が毎日何を考えているのか、
昨日の晩ごはんは美味しくなかったな、とか、 明日は仕事かぁうんざり、など、色々。
ところが自分がどういう考え方をしやすいのか、 など俯瞰することはちょっと苦手なこともあるかもしれません。
たとえば、こんな話を聞いたことはありませんか?
コップに水がいっぱいに入っていたけれど、半分飲み干しました。
コップに残っている水について、
「もうあと半分しかない」と思うとしたら、 あなたは物事のネガティブな面を見やすい人。
「まだあと半分もある」と思うとしたら、 あなたは物事のポジティブな面を見やすい人。
知ってる知ってる。
ネガティブとは思われたくないから、私は「まだあと半分もある」 って思うもんね。と、いう方、 いらっしゃるのではないでしょうか。あ、私でした(笑)。
でもそれ、本当はネガティブな面を見やすいけれど、 それを認めたくないから、ポジティブなふりをしている、 ということなんですよね。
ネガティブな面を見やすい、というのは、 あなたの物事の捉え方の傾向なのであって、 それ自体が悪いわけではないんです。
だから本来のあなたを隠して、私はポジティブだもん、 っていう必要もないと私は思っています。
大切なのは、 自分がネガティブな面を見やすいということを自覚することなんだ と思うのです。
物事のネガティブな面を見たとき、 私たちはあまり良い感情を感じません。
たとえば先ほどのコップの水の話でも、
「もうあと半分しかない」と思うと、ガッカリとか、焦りとか、 ネガティブな感情を少なからず感じるのではないでしょうか。
このネガティブな感情を感じやすいということが、 普段の生活において問題になることが多いのです。
すなわち、物事のネガティブな面を見やすい人は、 ネガティブな感情を感じやすいので、 普段から嫌なことばかりを感じやすく生活に支障が出ることもあり ます。
逆に言うと、 普段から嫌なことばかりを感じやすくてウンザリしているときは、 物事のネガティブな面を見やすくなっているのかもしれないと考え ることもできます。
転職しても転職してもうまく行かずに辞めてしまいたくなるとか、
彼氏ができてもすぐにうまくいかなくなるとか、
あなたの運がなぜかとてつもなく悪くて、 行く先々で最低の職場に就職してしまうということも、 可能性としてはゼロではありません。
でも、もしかしたら、悪いところにカメラの焦点を当てるかのように、 見てしまっていることもあるかもしれません。
実は私も経験があるのですが、 誰と出会っても文句ばかり言いたくなって、 私の周りにはろくな人がいないわ、 なんて思っていた時期がありました。
世の中ってこういうものなのかな、と、 世捨て人になりたい願望までありました。
でも実はそれは、 私が周りの人たちの良いところを見ようとせずに、 悪いところばかりをみていたんですよね。
理由はいろいろとあったと思います。
先に悪いところを知っておくと安心だとか、
人の良いところを見てしまうと劣等感を感じやすかったとか、 まぁほかにもあったと思います。
どのような理由であってもいいし、 また悪いところばかりをみてしまうあなたがいたとしても、 それはまるっとOKなんです。 でもそのままだと気分が悪いですよね。
気分が悪いのは普通イヤですから、 もう少しあなた自身にいい気分を味わわせてあげてもいいのかもしれませんよ。
そのためには物事の見方をちょっと変えてみようかな、 と思ってみるのもいいかもしれません。
どんな事にも、良い面と悪い面があります。
悪い面が先に見えてもいいので、良い面も探してみませんか?
これは、ある意味練習です。癖づけです。
あ~また悪い面ばっかり見てる!と、まず気づきましょう。
そして、えっと、 良い面はなんだっけ?と考える癖をつけるのです。
良い面がすぐに思い浮かばなくてもいいんです。
すべての事に良い面と悪い面があって、今自分は悪い面を見ていると気づくだけでも、自分を褒めていいレベルです。どうやってかって?
私は手帳に書いたり、スマホの待受画面に書いたり、普段から目に付くところに書いておくということをやっています。
でもやり方はなんでも大丈夫。
そして、えっと、
良い面がすぐに思い浮かばなくてもいいんです。
すべての事に良い面と悪い面があって、今自分は悪い面を見ていると気づくだけでも、自分を褒めていいレベルです。どうやってかって?
私は手帳に書いたり、スマホの待受画面に書いたり、普段から目に付くところに書いておくということをやっています。
でもやり方はなんでも大丈夫。
そんなことを続けていると、少しずつ、少しずつ、世の中悪いことばかりじゃないわ!
あなたの捉え方が変わると世界が変わるということを、ぜひ体験してみてくださいね。