私の中の女らしさは、男性にとって恐怖なの?

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
男友達とはくだらないことで笑い合えて楽しいし、楽。
相談にも乗ってくれるし、友だちってこういうものだよね、なんて思ったりする。
そもそもあっちも私のことを女として見てないから、変に気取ることもしなくていいし。
ただの男同士みたいな関係なら自分も楽だし男性も近づいてくれるんだけど、
いざその中の誰かを異性として好きになってしまうと、途端に自分の中の女が出てきてしまって、その女っていうのが妙に男性にしなだれかかったり、「一緒にいて」、「LINEして」、「電話して」、って相手に「これやれ、あれやれ」って、うるさくなっちゃう。
もうどうにも止められなくて、「してして攻撃」をしているうちに、彼がいつのまにか連絡してくれなくなり、ようやく会ってもなんだか楽しそうでなく、早く帰りたそうな雰囲気。
そうすると、もっとして、もっと会って、という気持ちが強くなり、彼の気持ちと私の気持ちが真逆に行っているのがよくわかる。
なんだか私が女を出すと、男性が怖がる気がするんだけど、気のせい?、いや、気のせいではない気がする…けど、どうすればいいのかわからない、というとき。

◇あなたの心の女性の部分はいつも隠れていただけ

あなたが、普段はどちらかというとボーイッシュで、男友達ができやすくて人気者なのだけれど、異性としてお付き合いすると上手くいかないというとき、
あなたの心の女性の部分はすっかり無かったかのように隠しておいて、男性的な部分だけでいつも人付き合いをしようとしてきたのかもしれません。
いつも、しっかりと隠していて、そんなものあ・り・ま・せ・ん、という顔をして押入れの奥に隠しておいたのでしょう。
それは、そのように隠しておかないと恥ずかしいと思ったのかもしれないし、こんなもの人様に見せられる代物ではないと思ったかもしれません。
それはそれで、あなたの個性としては、とても魅力的なのですが、いつも隠している女性の部分は、無くなったわけではないですよね。
ひっそりと、でもしっかりと、隠れてはいても、存在はしていました。

◇隠していたものを、いざ出すと

ところが、いざその女性的な部分を出す相手に遭遇すると、状況は一変します。今まで隠しておいた分、「やっと日の目を見た」かのごとく、自分の女性の部分が暴れ出すような気がしませんか。それは今まで満たされなかった気持ちを「いま満たさなければ」という、緊急度のあるニーズとして心が渇望しているかのようになるかもしれません。
ですので、相手の男性に「もっと甘えたい」「もっと愛してほしい」「もっと・・・」と、色々なことを今すぐやって!という要求を怒涛のごとく投げつけてしまうことがあるのではないでしょうか。
男性のほうは、驚きますよね。
あなたのボーイッシュなところがいいなぁ、と思っていたのに、気づいたらドロドロの女性だった、としたら、あれれ、ちょっと違ったかな、という思いにもなるかもしれません。

◇女性的な部分とは、それだけで美しいもの

あなたが女性的なところを見せた途端に彼が戸惑っているのを見て、あなたはこんなふうに思うかもしれません。
「やっぱり私の女の部分は醜いから、伏せておいたほうがいいんだ。」
でも、それは正解ではないと私は思います。
ボーイッシュなところもあなたの魅力ですが、女性的な部分もまたあなたの魅力です。
両方が合わさって、本当のあなたの魅力なのですから、どちらかを隠して、どちらかだけで生きる、というのは不自然かもしれません。
ただ、いつもボーイッシュで、ある一線を超えたらドーンと女を表現する、というのは、(好みの問題もありますが)男性を驚かせてしまうことになりかねません。
あなたの、本来持っている女性的な部分について、ちょっと光をあてて見てみませんか?
それはそんなに悪いものですか?
醜いものですか?
・・・そんなことは、全くないはずです。むしろ美しいものなんですけれど、いつもいつも隠しておくと、いざ出したときに、隠されていた分、満たされない思いを満たして欲しいという気持ちが強くなり、美しく表現できなくなってしまうのだと私は思います。
ですので、ボーイッシュなことも素敵ではあるけれど、女性的な部分も自分は持っているんだもんね、ということを、普段から「チラ見せ」させるくらいがいいのではないかな、と私は思っています。

◇自分の女性的な部分を受け入れる

とはいえ、ボーイッシュな方は、自分の女性的な部分を受け入れることがこの上なく苦手という場合があります。
それは、周りの誰かではなく、あなたが一番嫌っている部分なのですよね。
それを、本来の美しい状態で表現できるようになっていかれるといいですよね。
自分の女性的な部分を受け入れていくためには、表現していく、というのが一つの良い方法ではないかと私は思っています。
それは見た目から入ってもいいでしょう。今までパンツしか履かなかった人が柔らかなシフォンのスカートに挑戦してみるのもいいかもしれません。
そしてもう一つ、女性的だな、弱いな、とあなたが思うようなことを、言ってみる、というのもいいのではないでしょうか。
寂しい、辛い、助けてほしい・・・などなど、今まで異性として見ている男性にだけ言ってきたことを、同性の友達などで練習してみるのもいいと思います。
私って寂しいんだな、弱いところがあるんだな、助けて欲しかったりするんだな、など、自分の女性的な部分に気づいて受け入れるということを続けていくと、いざ彼氏ができたときに、一点集中ですべてをその人に求める、ということがなくなり、あなたの女性らしさを美しく表現できるようになるのではないかと私は思っています。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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