カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
何だか何もやる気になれないとき、ありませんか。
ぐったり疲れているような、前向きになれないような、何かをしようとすること自体がしんどいような。
そんなとき、私だめじゃん、怠惰じゃん、と、自分を律して頑張らねばとは思っても、体が重い、気も重い、なんてことありますよね。
自分に対してダメダメ攻撃をすると、余計グッタリ疲れてしまいますしね。
なんでこんなにやる気が起きないのか?と考えてみると、逆のように聞こえるかもしれませんが、本当はやりたい事がいっぱいあるんだな、ということに気づくかもしれません。
例えばこんなこと、ありませんか?
誰かからラインとかメールとかが来て、ありがたいのだけど、返信するのも疲れるし、一人そっとしておいて欲しい、もうグッタリだ、と思う時。
それは、あなたが本当はその人に丁寧に返事を書いて、あなたの思いをきちんと伝えたいのではないでしょうか?
本当は愛情やら優しさやらをたくさんあげたいのではないでしょうか?
でもどう書けばいいか思いつかないし、随分返事をせずに放っておいてしまったし、自分って本当に人付き合いが悪い、きちんと返信しないなんて性格も悪いし、いい事ない、
だから全部やめてしまいたい。
完璧主義ってことかもしれませんけれど、きちんとやりたい、正しくやりたい、丁寧にやりたい、でもそれが無理ならば全部やめてしまいたい、ということはあります。
そうだとしたら、自分はダメダメなのではなくて、単に丁寧にやりたいことが沢山あるってことなんだな、と思ってみるのもいいかもしれません。
私が人に冷たいってことでもなかったんだな〜と。
活気がなくてダメってことでもなかったんだな〜と。
だから何だか全てめんどくさくなったときは、完璧にしようとしなくていいんだよ、って思ってみるのもいいかもしれません。
何か一つでもできたら、自分すごいよ、と言ってあげてください。
手付かずになっているものがあっても、「いつか」できればいいじゃないですか。
何もやる気が起きないときは、沢山の「きちんと」やりたいことに埋もれてしまって苦しんでいるのかもしれない、だから手を抜いてもいいんだよ、と、自分に言ってあげるときなのだと私は思います。
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