私は競争してます、と言えるようになったとき

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
職場で、自分の成果を誰かに横取りされるようなことを言われたり、こちらが仕事の手を抜いているかのごとく、上司に告げ口されたりしたこと、ありませんか?
私は結構よくそんなことがありまして(苦笑)、それもいつも同じ人からでした。
なぜ彼女はそんなに私に意地悪なのかと思っていました。
何か彼女に嫌われるようなことをやったのかと、何度も自分に問いかけました。
でも分からなかったんですよね。
なので、もうこれは、単に合わない人、何をやっても分かり合えない人なんだと彼女のことを思うようにしていた時期がありました。
心理学を学び始めて少したった頃、競争ということを考えさせられることがありました。
私より先に心理学を学んでいた人が、「私は人と競争するところがあるんです」と言ったんですね。
私はその言葉に驚愕しました。
競争というのは、スポーツのように健康的な競争ならば、私は競争していますと言えるけれど、
そうではなく、普段の生活で、人を強烈に羨ましく思ったり、負けたくないと思うようなことを、あっけらかんと競争してますと言えることに驚いたのです。
私はどうやら人と競争していたようなのですが、それを言語化したことがなかったのと、競争している自分は卑劣で恥ずかしいと思っていたのです。
でも、競争って誰にでもあることなんだと知ったのと、それを認めてみると、自分が何に羨望を覚えるかとか、何について負けたくないと思うのかが冷静に分かってきて、
競争してますと、私も言えるようになっていきました。
すると、気持ちがとても楽になったんですね。
それまでは、隠れて人と競争していたような感じで、コソコソと嫌な自分に向き合っていたのだと思うのですが、
あっけらかんと、競争している自分を受け入れ許したとき、私は自分がたいして何も悪くないことに気づいたんだと思うのです。
すると、私の目の前で私を陥れるようなことを言う人のことが、気にならなくなりました。
彼女もまた何か彼女の中で競争しているのだろうと理解できたからかもしれません。
自分で自分を許せたとき、人のこともまた許せるようになるのだな、などとと思ったのでした。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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