カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
「昨日仕事で言い争いをしてしまった。
一応決着はしたし、お互い納得した終わり方だったけれど、顔を合わすのが気が重い」というとき。
相手と顔を合わせた瞬間、目を背けたいという衝動があるかもしれません。
決着したと言っても、あのときの相手の言い方はひどかった、何もあんな言い方をしなくてもいいのに、とか、
あっちがあんなことを言わなければ、そもそも言い争いにはならなかったんだ、とか。
ぐるぐると、あーでもない、こーでもない、と、自分の中で全然決着していないときもありますよね。
やっぱり相手が悪いような気がして、あんなところで手を打つんじゃなかった、なんて、自分の中で怒りが再燃してきたりもするかもしれません。
どうにもおさまらない気がして、時間が解決してくれるまで待つしかないのかと、相手のことはとりあえず無視しておこう、なんて思うかもしれませんね。
ところが、そんなふうに相手との関係が悪くなったことを、何度も何度も繰り返し考えてしまうあなたは、
本当はそれだけ人と仲良くなりたい気持ちが強いのかもしれないと私は思うのです。
本当は平和にやっていきたいのではありませんか?
だから、平和にできなかったこんな私はダメだわ、なんて心のどこかで自分に✖️印をつけているのかもしれません。
相手を責めることで、なんとか自分を正当化しようと思っても、なかなかうまくいきませんよね。
そんなとき、相手と顔を合わせたら、カラ元気でもいいので、おはよう!とか、お疲れさま!とか、そういうあいさつをするのがいいのではないかと私は思うのです。
なぜなら、あいさつは相手への好意の表現であると私が思うからなのですが、
その好意は、必ずや相手に伝わると思うんですね。
あぁ、無理してでも元気にあいさつしてくれているんだな、
それだけ私と仲直りしたいと思ってくれているんだな、
私との関係を大切に考えてくれているんだな、
そんなことが、元気なあいさつで伝わってくれると私は思っています。
もちろん相手は少しびっくりしたような顔をするかもしれませんが、
あなたから、二人の関係を再構築する一歩を踏み出す、そんなリーダーシップを取ってみると、
あの言い争いも、自分が成長するための、一つのきっかけだったのかもしれないと、思えるかもしれません。
目次