カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
彼のことが好きで好きで仕方ない。これって素晴らしいことだわ、と思う一方で、その好きな加減が尋常じゃないと自分でも思うときがありませんか。
例えば彼からラインの返事がすぐに来ないと気が気でなく、何も手につかないとき。返事を待たずにいくつもいくつもメッセージを送ってしまうとき。
彼と一緒にいるときに、通りかがりの女の子を彼がチラッと見ただけで猛烈に頭に血がのぼるとか、
彼が他の女の子と会話したことを楽しそうに聞かされると、相手の女の子にむちゃくちゃ嫉妬を感じたり。
こんな思いはしたくない、と思うものの、自分をコントロールできず彼を責めたくなったりもするかもしれません。
これは彼のことを好き過ぎるからこその辛さなのでしょうか。
もしもラインの返信を秒速のごとくくれる彼とか、あなた以外に視線を移さない彼とか、あなた以外の女性とは一切話をしない彼になってくれたとしたら、あなたはもう満足なのでしょうか。
きっと、そうではありませんよね。
なぜなら、それらはあなたが本当に欲しいものではないと思われるからです。
あなたが本当に欲しいものは何でしょうか。
それは彼から愛されているという安心感かもしれませんし、
自分の価値を認めてもらいたいということかもしれません。
心理学では、自分の欲しいものは自分から与えることで受け取れるといいます。
もしも安心感が欲しいとしたら、あなたから彼に与える必要があるようです。
価値を認めて欲しいなら、あなたから彼を認めることかもしれません。
与えて与えて!と求め続けることは、いつまでも埋まらない心の隙間を晒しているようでとても苦しいことではないでしょうか。
どうやって与えようかと考え試行錯誤することは、自分で心の隙間を埋める作業でもあると私は思います。
彼を好きな気持ちと、辛い気持ちが同居しているように思うことがあったら、あなたが本当に欲しいものに目を向けてみませんか。
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