カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
お付き合いしている彼・彼女と、付き合ってから日が浅いラブラブなロマンスの時期であればまだしも、
長年付き合っている彼・彼女とずーっと一緒にいたい、一分一秒でも長く一緒にいたい、そのためなら何だって出来る!というとき、
自分は情熱の女だ!とか、恋愛体質の男だ!と楽しく思えるならば、いいですよね。
でも、相手から重い・・・と言われたりすると、へこむかもしれません。
自分が重くなければ相手も自分を好きだと言ってくれるし、自分も重たさが無くなれば楽になるだろうなと思う、
この重たさってやつを何とかしたい、、と手に余っているとき、
もしかしたら、以前子どもの頃などに、愛されたくて仕方のなかった人に十分に愛されなかったために、
愛されたい気持ち、もう二度と一人にさせないで、という気持ちが満たされずにずっとそのままになっているのかもしれません。
普段はそんな事を意識しませんが、何かの時、例えば急に彼との約束がダメになって会えなくなったときとか、
彼女が最近ラインの既読が遅いとか、
そういうときに急にそのかつて十分に愛されなかった思いが湧き上がってきて、そのときの辛く寂しい感情を同じように感じるという追体験をしているのかもしれません。
そのため、彼や彼女の態度にとても辛い気持ちを感じるけれど、どこか彼や彼女とは別のところで物凄く寂しいとか、物凄く置いてきぼりになってしまいそうとか、物凄い孤独の穴に落ちてしまいそうだとか、
そんな感覚が感じられて、思わず彼や彼女にしがみつきたくなるかもしれません。
子どもの頃、十分に愛してもらえなかったと思う相手はどなたでしょうか?
まずはかつて誰との間の感情を追体験しているのか、明らかにしてみることが、重い自分を抜け出すための最初の一歩になるかもしれません。
それはお父さんかもしれないし、お母さんかもしれないし、また別の人かもしれません。
普段は何も意識していない人かもしれません。
そんな風に、自分には何が出来るだろうとか、自分の中で何かを変えたいな、と思ったとしたら、あなたは既にその一歩を踏み出しているのだと私は思います。
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