カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
前の彼とも結局上手く行かなくて別れた、今の彼とも最近上手く行かない、
もしかしたら誰と付き合っても最後には上手く行かないんじゃないか、と思うことがありました。結婚前ですから、ずいぶん前のことです。
付き合ってすぐの楽しいロマンスは終わり、相手の嫌なところが目について、
喧嘩をすることもあれば、自分の意見をゴリ押しすることもあり、相手の意見を渋々聞き入れることもありました。
そうこうするうちに、自分の意見を言うことも面倒になり、取り敢えずその場が難なく済むのであれば黙っておこうとか、
同意はできないけれど、わざわざそれを伝えてもお互いが分かり合うことなどないのだから、放っておこう、あるいは我慢しておこう、など
二人の関係はこれ以上良くなることはないと諦めていた時期があったと思います。
そしてこのような時期が続くと、このまま二人の付き合いを続けても、別れても、どちらでもいいなと思うようになり、続けるなら結婚、続けないなら別れる、という選択肢が目の前にいつもあるという状態だったと思います。
また、相手が別の人に変わると、「ラブラブ」から「結婚か別れか」までの期間はどんどん短くなって行くように思いました。
またこの人ともダメか。
それも、もうダメか。
そんなことを考えていたことがありました。
パートナーシップは、ラブラブのロマンスから始まり、相手が誰であっても、同じような道を進んで行くものだということを、私はなんとなく自分の感覚として持っていたのですが、
心について学ぶうちに、私の感覚だけでは知り得なかったことがありました。
それは、「結婚か別れか」とか、あるいは「まったくお互いに興味を持てない」というところまで二人が到達したとしても、それで終わりではない、ということです。
まだ先があったんだ!
今までいつも同じ壁にぶつかり、その先に道があるとは思いませんでした。
でも、その先まで行ってみたい、行ってみようかな、と思ってみると、
目の前の壁は、単なる壁ではなく、どこかに扉があって、その先に行くための単なる区切りだったのだと気付きました。
人間ってすごいなぁ、関係を不仲で終わらせてもいいし、改善することもできる。
全ては自分の意志や選択なのかもしれないな、などと今の私は思っています。
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