好きならば、もう一歩前へ

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。

相手が自分を好きだと言ってくれるなら、こちらも愛情を表現してもいいのだけど、などと思うことがあります。
好きな人にちょっとアプローチしてみたけど、相手は私のことを好きと思っているのかはっきりしない態度、、、

そんなとき、もう少し相手が私を好きだという言葉とか顔つきをしてくれれば、あるいはお茶とか食事などに誘ってくれれば、私ももっと好きだと言えるのに、とか、

あれだけ私が好きだと表現したのに、相手から返ってきた反応がこれっぽっちだということは、相手は私に興味がないに決まっている、だからもうあの人のことは好きにならない、とか、
何十年も連れ添った相手は、もう私のことなんか全く興味がなさそうだから、私から話しかけることもしない、とか。

そのようなお話を聞くと、本当に相手の方はあなたに興味がないのでしょうか、、、と私は思うことがたくさんあります。

相手の反応から「私のことは好きではないらしい」と推測して、もう好きにならないとか、好きだと表現しないとか、これ以上深い仲にならないとか、
決めてしまうのは、なんだかもったいないと私は思います。

もちろん、そんな状態で自分から近づいていくことはとても勇気がいるし、怖いことかもしれません。
でも、もしかしたらこちらの態度が分かりづらいだけで、相手に通じていないということもあります。
なので、相手の気持ちが分からない、知りたい、というときは、自分がしてもらいたいことをしてみる、ということを私はおすすめしています。

たとえば、「私、今度の週末空いているんだけど」と言ってみたのに、相手からお誘いが来ない!というとき、相手はその言葉をデートのお誘いをして欲しいアピールと受け取ったでしょうか。

おそらくそうではないか、あるいはデートのお誘いをしていいものか思い悩んでいるのかもしれません。
ならば、「この週末デートしませんか?」と言ってみるのが、すっきりしませんでしょうか。

いや私はもっとはっきり「あなたのことが好きだと思っている」と伝えたのだけど、相手の反応がいまいち!というとき、相手は次にどうすればいいのか迷っているのかもしれません。
食事に誘ってほしいなら、いついつ食事に行きませんか?と誘ってみる、
お付き合いしたいと思っているなら、お付き合いしませんか?と言ってみる。
すでにパートナーではあるけれど、以前のようにもっとラブラブしてほしい、であれば、こちらからそうしてみる、
案外相手はそう言われたり、されたりするのを待っていたりもするのだと私は思います。

だから、お互いににらめっこしていないで、こちらからもう一歩近づくことが大切なのかな、と思います。
相手の出方を見ようとすると怖くなるかもしれませんが、今やろうとしているのは自分の心に正直になることだけなんです。

結果的に相手に断られるということもあるかもしれません。

そうだとしたら、もちろんとても残念なことだと思いますが、それより何より自分の気持ちに正直になったことを褒めてあげることがとても重要だと私は思っています。
相手の反応に右往左往しないで、自分に誠実になることを選んだのだ、と思うと、
自分で自分の人生の舵を取っている気がしてくるのではないでしょうか。
つきみの空2

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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