職場に、何度挨拶しても返してくれない人や、そもそも挨拶をしない人っていませんか? 「挨拶は社会人の基本でしょ」と思っている人ほど、目の前でスルーされるとイラッとしたり、「私、何かしたかな?」と不安になったりするものです。
注意すべきか、それとも無視して放置するか……。 そんなモヤモヤを抱えているあなたへ、心理学の視点から「損をしない心の持ち方」を紐解いてみましょう。
「挨拶するのが当たり前」という正しさの罠
挨拶を欠かさないあなたは、きっと幼い頃から礼儀を大切に育てられ、周囲への配慮ができる素晴らしい方なのだと思います。
でも、その「正しさ」が強いほど、挨拶しない人を見ると「ルール違反をしている人」のように見えてしまい、ストレスが溜まってしまうんです。 「注意して正すべきか、我慢して放置するか」の二択で悩むのは、実はどちらを選んでもあなたが疲れてしまう「我慢のループ」に入っている証拠かもしれません。
挨拶しない人の心に隠れた「臆病な理由」
「挨拶しないなんて失礼だ!」と感じる時、相手は強気で傲慢に見えるかもしれません。 けれど、実はその裏側に「怖がりな素顔」が隠れていることも多いのです。
- 人が怖い、関わるのが不安: 過去に人間関係で傷ついた経験があり、「関わると攻撃されるかも」という防衛本能から、心のシャッターを下ろしている。
- 「どうせ嫌われている」という思い込み: 自己肯定感が低く、「自分なんかが挨拶しても、喜ばれないだろう」と端から諦めている。
- 劣等感の裏返し: 自分の仕事や容姿に自信がなく、人と目を合わせるのが苦痛で仕方がない。
彼らにとって挨拶をしないことは、相手を無視しているのではなく、「自分を守るための精一杯の壁」である場合がほとんどなのです。
「なぜ私がそこまで?」を「大人の余裕」に変える
挨拶しない人に対して「私から笑顔で接し続けましょう」と言われると、「えっ、なぜ私がそこまでやらなきゃいけないの?」と感じるのが自然な反応です。
でも、ここで視点を変えてみてください。 あなたが挨拶を続けるのは、相手のためではなく、あなたが職場の空気に飲み込まれず、自分らしく機嫌よく過ごすための選択です。
- 「安心感」というギフトを贈る: 相手が「怖がりさん」だとしたら、あなたが淡々と、でも温かく挨拶し続けることは、「私はあなたの敵じゃないよ」というメッセージになります。
- 相手の反応をゴールにしない: 「返事をもらうこと」を目標にすると、返ってこなかった時にあなたが傷つきます。そうではなく「私は今日も礼儀正しく、自分らしく振る舞えた」という、自分への合格点をゴールにしてみませんか。

実は私も、かつては『挨拶しないなんて信じられない!』と正論で相手を裁いて、勝手にイライラを溜めていた時期がありました(笑)。でも、相手を『怖がりさん』だと思って接してみたら、自分の心が驚くほど軽くなったんです。
あなたの「願い」を大切にするということ
挨拶しない人に心を痛めたり、「なんとかしたい」と思ったりするのは、あなたが職場の調和を大切にする、とても情に厚い人だからです。
その「状況を変えたい」という願いを叶えることは、決して相手に媚びることではありません。 相手の未熟さに付き合って自分まで不機嫌になるのではなく、一歩高い視点から「大人の愛し方」で場をコントロールしていく。
それが、結果としてあなた自身の心を大切に扱い、守ることにも繋がります。
もし、一人で自分の心に向き合うのが怖くなったら、いつでも私に声をかけてくださいね。あなたが『本当の自分』で笑える日まで、一緒に歩んでいきましょう。カウンセリングのご予約は以下をご覧くださいね。










