なぜ私ばかり頑張らないといけないの?~実力を受け取り、新たなチャレンジへ

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こんにちは。
カウンセリングサービスの帆南尚美です。
いつもありがとうございます。

家族が集まると、気が付けば私ばかりがキッチンに立って、あれやこれやと忙しく働いている、などということはありませんか?

みんなはテレビを見ながら笑ってるけれど、私ばかり、やらなければならないことがたくさんあって
損だなと思ったり。私ばかり疲れていると思うかもしれません。
私だってみんなとゆっくりしたいのに。

まったくみんな協力的じゃないんだから。
なんでもかんでも私に押し付けておけばいいと思ってるんじゃないかしら。
私ばっかりという、やらされてる感。
損してる感。
本当にいつもいやだ、と思うかもしれません。

それは家の中だけのこと?

いつも私ばかり大変な家事を押し付けられている気がする人の中で、
それが家事だけにとどまっている人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。

実は外で仕事を始めたとしたら、面倒なことや難しい仕事は全部あなたのところに押し付けられたりしませんか?

友人たちと旅行をすることになったとしたら、計画から始まり交通機関や宿泊などの予約まで、気づいたらあなたがひとりでやることになっていて、大変な思いをしていませんか?

人生を見渡してみたら、「私ばっかり」のオンパレードだったなんてこともあるかもしれません。

私ばっかりになる原因

相手が誰であっても、場所や環境が変わっても、いつも「私ばっかり」と感じてしまうとしたら、その原因は、そもそもあなたがデキる人だったと私は考えます。

なぜデキる人だと「私ばっかり」になるのかというと、周りから見たらあなたがやった方が物事がうまく進むのが目に見えているようなものだからかもしれません。

えーっ、それって本当に損じゃん!って思うかもしれません。

ところが、あなたがデキる人だからという理由【だけで】、「私ばっかり」になるのではありません。

色んなことが人よりもできるから、ついサッサと手際よくやってしまって、その結果周りの人たちに、へたに手を出さないほうがいいのかな、と思わせてしまっていることが問題かもしれません。

つまり、デキる人というのは、知らないうちに周りの人たちに、「どうせ俺(私)たちゃ役に立たないもんね。」と感じさせてしまっていることが多いようなのです。

デキる人の落とし穴

とはいえ、あなたがデキる人だと、なぜ知らないうちに周りの人たちに、自分たちが役に立たないと感じさせてしまうのでしょうか。役に立たないなんて言ったこともないのに。

まずはあなたの立場から考えますと、
理由のひとつとして、あなたを基準にすると周りの人たちがやっていることが、あなたからは素晴らしく見えないことがあげられるかもしれません。
あなたならもっと上手にできるので、相手がやったことが、大した事がないようにあなたには思えてしまうことがあるでしょう。

するといつの間にか、
私がやるからいいわ、とか
私に任せておいて、とか
あなたは手を出さないでいいのよ、などの気持ちが出てきても不思議ではありません。
そういう気持ちは、声に出さなくても相手に通じてしまうことがありますよね。

次に相手の立場から考えますと、
あなたがどんどん物事を上手に進めて手を出すスキもないことに気後れもするでしょう。自分はたいして素晴らしいことができず、あなたにも感謝されないような気がするかもしれません。

感謝をされないと、人は自分が役に立っていないのだろうと感じることがありますよね。

このようなことをいつの間にか何度か繰り返してしまっているうちに、もう手出しをするのはやめてあなたにやってもらえばいいや、という気持ちになっているのかもしれません。

気持ちを伝える

ではもう私はストライキのように何もしなければいいの?それでいて相手に何でもかんでも感謝をすればいいの?なんて思うかもしれません。感謝なんてしたくないのに?

ところが、デキるあなたがいきなり何もしなくなると、相手はどう感じるでしょうか。
「ん?なにか怒ってるのかな?」と思いませんかね。

あなたは怒っていることを伝えたいのでしょうか?それとも、私ばっかりやっていて、みんなが感謝もしてくれず、ハズレくじを引いたような、でも誰も気づいてくれない寂しさを分かってほしいのでしょうか?

もし後者だとするならば、まずはその気持ちを伝えることから始めるのがいいかもしれません。

ひとりでやるのは寂しいから、ちょっとだけ手伝ってくれる?

そんなひとことをあなたから言ってもらったら、たいていの人は喜んで手を貸したいと思うのではないでしょうか。

あるいは、目の前のやるべきことは、あなたの役割としてひとりで完遂しなければいけないということもあるでしょう。
伝統的な家庭の嫁という立場だったり、職場でもあなたにしかできない仕事だから自分がやらなければ進まないということもありますよね。

そういうときでも、「ひとりでやってると寂しいことがある」というひとことを、誰かに聞いてもらいましょう。

たくさんの仕事をこなすのも大変ですが、その大変だ、辛い、寂しい、という気持ちを誰にも言えず誰にも分かってもらえないことが苦しいのかもしれません。
だから誰かにその苦しさを一緒に持ってもらいましょう。

デキる人は我慢強いかもしれず、その分、気持ちを伝えたり、人に頼ることが苦手かもしれません。あなたがまた意欲を持って物事に向き合えるようになるために、気持ちの分かち合いにチャレンジしてみませんか。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
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