【恋と仕事】彼の言葉を愛に感じるために

いつもありがとうございます。
11月23日(火祝)に、カウンセリングサービスの『講演者No.1(略してK-1)グランプリ2021秋』で講演をいたします
K-1グランプリでは、講演を聴いてくださったお客様の投票でNo.1が決定します。

このところ、友人知人から「K-1頑張ってね~」という応援メッセージをいただくことがあり、私はそのたびに良いエネルギーが注入されたような気がしてやる気が出てきます。
みなさま、本当にありがとうございます!

ところがふと気を抜くと、私の講演がダメダメだったらどうしよう、という恐怖に苛まれます。

実は私は、有難いことに今年春に行った『K-1グランプリ2021春』でグランプリを頂戴しました。
すると、秋もがんばりたいと思う一方で、大丈夫か私?と思うのです。
昨日も自分の中で「がんばろう」「大丈夫か私?」を繰り返していたのですが、一人でぐるぐる考えていてもよくないと思い、私は夫に聞いてみました。

「ねぇねぇ、来週の火曜はK-1なんだけどさ。
私、春秋連覇をねらって頑張ったほうがいいのかな。」

すると夫はちょっと考えてから、こう言いました。
「う~ん、わかんない。」

私は、笑顔で「そうだよね~」と言うとともに、気が楽になりました。

以前の私であれば、「わかんないって、どういうことよ!」とか、「応援してるよとか言えないわけ??」とキレていたと思うのです

でも夫の「う~ん、わかんない。」というのを、「頑張って必死になることもいいし、リラックスして楽しむのもいいし、どっちでも君がやってみようと思うほうを僕は応援するよ。」と私は理解したんです。

夫の考えで「こうすべき」と言うわけでもなく、結果が何であっても、夫はよくやったねと承認してくれるだろうと私は思ったんです

人の言葉をどう理解するのかは、その人との関係性で決まるかもしれません。
その人が私を愛してくれていると思えば、「う~ん、わかんない。」も愛の言葉に聞こえるし、
その人が私をばかにしていると思えば、同じ「う~ん、わかんない。」も、「そんなの知るか。自分で考えろ。」と言われているように感じるかもしれないのです。

では、その人との関係性はどうやって作るのかというと、それは、自分がその人にどんな気持ちを持っているのかで決まると言えるのではないでしょうか。
心理学で言うところの投影なのですが、私たちは自分が人にやっていることをそのまま、人からやられているように感じると言われています。

つまり私が夫に対して普段から、
「マイペースでやりたいようにやればいいのよ。そのままのあなたを愛してるわ。」と思っていると、夫の言葉もそのように聞こえてきたりするのです。

私の夫は極端に口数が少なく、私が話しかけても、「うん」「ううん」「ふ~ん」でたいてい返ってきます。
以前はそれが嫌で、「ちゃんと言ってくれないとわからないじゃない!」と思っていました。私を大切に思ってくれているなら、ちゃんと言葉で言ってよ、と思っていたのです。

でも実は、相手の言葉そのものが大切なのではなく、自分が相手をどう扱っているのかが大切なのでした。

「あの人は私に無関心すぎる。」とか
「あの人は自分勝手だ。」とか
いろいろと文句はあろうかと思いますが、相手がそう見えるとか、相手の言葉がそう感じるというときは、投影を思い出してほしいのです。

つまり私が無関心だったのか、とか、私が自分勝手だったのか、とか、そういう気づきを投影が教えてくれるのです。
すると、「認めたくないけど、確かに夫に無関心だったかも。」なんて思えると、もう少し関心を持ってみようかな、というような次の一手が頭に浮かぶのかもしれません。

私の場合、「私を大切に思ってくれているなら、ちゃんと言葉で言ってよ。」と思っていましたが、大切に思っていることを言葉で伝えていなかったのは私でした。
そして、意識してそれを伝えるようにしていた結果、今では「うん」「ううん」「ふ~ん」が、愛情いっぱいに聞こえてくるのですから、ほんと不思議です。
夫は何も変わっていませんが、私の受け取り方が変わったんですよね。
彼の言葉を愛に感じるためには、自分から彼を愛することなのだと思います。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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