喜んだフリして彼からプレゼントをもらってしまう

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
彼と趣味が違うことに、お付き合いして長く経ってから気づく、ということはありますよね。
最初は彼からプレゼントを貰うだけで飛んで喜んでいたのに、今では自分の趣味とは合わず、もらったアクセサリーやバッグは引き出しの中。
でもせっかく買ってきてくれたわけだから、喜んだように振舞って、貰うことは貰うんだけど、、、
だんだんそんなふうに喜んでいるフリをする自分が苦しくなってきた、ということがあるかもしれません。
何でいつも私の趣味と違うものをくれるの?とフツフツと怒りが湧いてくることもあるかもしれません。
目次

◇その怒りの正体は?

彼からのプレゼントに怒りを感じるなんて、私はひどい女だ、などと思うこともあるかもしれませんが、
その怒りの正体は、彼が私のことを分かってくれていない、分かって欲しいのに!という感情ではないでしょうか。
人は分かって欲しいと思う感情を押し込めてしまうと、怒りとなって出やすいものです。
とはいえ、せっかくの彼の好意を無にするなんて申し訳ないからと、人のいいあなたは、その感情をぐっと押し込めてしまいます。私さえ我慢すればいいのだ、と。
あなたが我慢すればするほど、怒りの質量が増えてくるかもしれません。
そして、我慢しているうちは、彼には何も伝わらず、相変わらず趣味の合わないプレゼントを受け取り続けることになってしまいます。

◇人は愛して欲しいように愛そうとする

とはいえ、なぜ彼はあなたにプレゼントを贈り続けるのでしょうか。
もちろんあなたが好きだから、あなたに喜んでほしいから、あなたに愛情表現をしたいから、ですよね。
でもなぜプレゼントなのでしょうか。
何によって愛情をもらえていると感じるのかは、人によって異なります。
それは育ってきた環境などによっても変わってくるものです。
たとえば彼は親から物を贈られることで愛情表現をされ、そして愛を感じていたかもしれません。だから、あなたにも愛を与えたくて、その方法としてプレゼントする、ということが当たり前だと思っているのかもしれません。
そんな彼の気持ちを最大限に大切にしてあげたいと思うあなたも、彼と同じようにプレゼントで愛を感じてもいいし、そうでなくてもいいのです。
さて、あなたは何をしてもらうと、愛してもらっていると感じることができますか?
物を買ってもらうなら、何ですか?
食べ物ですか?装飾品ですか?
あるいは物なんていらない、ハグだけで幸せになれる、なんてこともあるかもしれません。
それとも、たくさん会話をすることで愛情を受けていると感じますか?
一緒に食事をするだけでいい、という人もいるようです。
自分が何をもって愛を感じるのかを知っておくことは、この先彼とうまくやっていくためにも大切なことかもしれません。

◇何が嬉しいのかを教えてあげる

彼の愛情の証であるプレゼントが、どうしても自分としては愛の証として受け取れないというとき、
嬉しいフリをしていると、いつまでたっても彼にはあなたの本心が伝わりません。
もちろん、今まで贈られたプレゼントは全部嬉しくなかった、などと言う必要はありませんが、
代わりに、あなたが何を彼の愛として受け取りやすいのか、何をしてもらうと嬉しいのかは、きちんと伝えておくことをおすすめします。
そのうえで、本当はプレゼントより○○のほうが嬉しいの、ということを、折にふれ彼に丁寧に教えてあげてください。
彼も最初は驚くかもしれませんが、あなたが誠実に自分の気持ちを伝えようとしてみれば、あなたの気持ちは彼に届くのではないかと私は思っています。
我慢を重ねて怒りを爆発させてしまわぬよう、あなたがハッピーになる秘訣を、彼に教えてあげてください。

CD25D0BA-44FB-4A34-9B0C-9FAB5803F504

面談カウンセリング

ご予約は、カウンセリング予約センター(06-6190-5131)までお電話ください。
「帆南(ほなみ)の面談を受けたい」と言っていただくと話がスムーズです。

・提供しているカウンセリングは、こちら。

・最新の面談カウンセリングスケジュールは、こちら。

・帆南尚美のプロフィールは、こちら。

カウンセリング予約センター
TEL: 06-6190-5131
営業時間:12:00~20:30
月曜定休(祝日は翌日代休)、他
休業日詳細はこちら

この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

目次