カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
ふと気がつくと、体に力が入って緊張している、というときありませんか。
人前で何か発表しているときはもちろん、ただ誰かと食事をしているときや、自分ひとりでカフェでお茶をしているときも、緊張していることに気づくことがあるかもしれません。
せっかくリラックスしてプライベートの時間を楽しみたいと思っているのに、肩とか首とかお腹とかに力が入っている気がすると、ゆっくりできませんよね。
自宅の部屋に帰ると、はぁ、と息をはけるけれど、外にいるときはいつも緊張する、それもまわりにいるのが知り合いでも見ず知らずの人でもそうだ、というとき、
自分がどう見られているのかが、とても気になっているのではないでしょうか。
例えば素敵なレストランにいるときに、自分はこのお店で浮いていないだろうか、とか、
人と食事をしているときに、みんなの話題についていっているだろうか、とか、ひとりでカフェにいるとき、私は寂しい人に見られていないだろうか、とか。
気持ちのベクトルが全部自分に向かっているため、自分で自分を監視しているかのようなものかもしれません。
また、きちんと出来ていない自分に対してダメ出しをすることが日常的にあるかもしれません。
それでは緊張もするし、外出するのが億劫になっても仕方ありませんよね。
そのようなときは、自分に向かっている意識を自分の外に向かわせる必要があるのだと私は思います。
どうやって?
目の前のものに興味を持ってみるのです。
人が私をどう見るのか、ではなく、例えば目の前の人の素敵なところに感心してみたり、雰囲気のいいカフェの、お気に入りのインテリアを堪能したり。
目の前のものの良いところに意識を持っていくと、関心が外に向かうので、緊張することが減っていくのではないかと私は思っています。
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