私の価値を決めるのは、あの人ではなくて私でいい

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
元カレさんや元ダンナさんなど、今はパートナーではない男性に気持ちをゆさぶられるときは、ありませんか?
もう二人の関係が終わったことはきちんと受け取めていると、頭では理解しているのに、彼が自分の前で別の女性と仲良く話していたりすると、とても嫌な気分がすることがあるかもしれません。
まだ好きなの?と自分に聞いてみても、まったくそんな気がしないというとき。
それなのに嫌な気分になるのが不思議でたまらない、ということもあるかもしれません。
そのようなとき、かつて彼との関係がどのようなものだったかを思い出してみると、こんなことがあるかもしれません。
それは、今まで自分のことが大嫌いだったけれど、「彼には」自分の良いところを見つけてもらい、褒めてもらったとか、自分でダメ出ししていたところも、全部受け止めてくれた、と思っていること。
彼は自己嫌悪していた自分を救ってくれた人だったんですね。だから彼の言ってくれることは何よりも信じたいという気持ちがあるのかもしれません。
そのため、たとえば彼が別の女性と仲良くしているところを見せられると、なんだか自分にはもう価値が無いと言われているような気がして傷つくのかもしれません。
それは、自分の価値を決める人が、自分ではなく彼になっている、ということなのではないでしょうか。
自分に価値があるかどうかの判断を他人に頼ってしまうと、相手の行動で喜んだりもするし傷ついたり落ち込んだりもしてしまいます。
そんなときは、「私は自分に価値があるかどうか、あの人に決めてもらおうとしていたんだ」と、まず気づくことが大切かもしれません。
すると、それはなんだか変だな、と思うのではないでしょうか。だってあなたの価値を元カレさんや元ダンナさんに決めてもらうって、なんだか違いますよね。
変だと気付いたら、やめることができるかもしれません。
自分の価値は、自分で認めて高めていきましょう。
そのためには、自己嫌悪していることは何でも、「そこが私のいいところ」と言ってみるのもひとつの手かと私は思います。
何であっても、あー私ってダメだな、と思った途端に、「そこが私のいいところよ」といい直してみるのです。
自己嫌悪するには理由があるけれど、人のことを思いやったりする優しい気持ちが裏にあることがとても多いと私は思うんですね。
たとえば電車の中で座っていたらお年寄りが乗ってきたとき。席を譲ろうか悩んでいたら、お隣の人が「どうぞ」と言って席を立ったとします。
あなたは、あー、また私は席を譲れなかった、、と自己嫌悪するとします。
でもこれって、席は譲れなかったけれど、譲ってあげたいという優しい気持ちがあったからこその、自己嫌悪なんですよね。
だから「そこが私のいいところ」なんです。
そしてはじめは馬鹿馬鹿しいかもしれないし、気恥ずかしいかもしれませんが、どれだけたくさん自己嫌悪を「そこが私のいいところ」と、いい直さなければならないほど、自分にたくさんダメ出ししているか、驚くかもしれません。
元カレさんや元ダンナさんにだけ自分の価値を見てもらうのではなく、それを今度は自分で自分にやってあげられるのだと、私は思います。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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