ダンナさんを、気のいい同居人、にしない

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
私が結婚する前、すでに結婚していた人からの情報によれば、結婚して数年も経つと、大好きでラブラブだった彼は、いつのまにか気のいい同居人として存在しているものだ、と聞いたことがありました。
それはある意味ちょっと物足りなくて、それでも二人の関係が落ち着いている安心感の表れでもあるのかな、と思っていました。
それが家族になるってことなのかな、とも思っていました。
ところが、いざ自分が結婚してみると、確かに二人の関係はある状態に落ち着いて行きましたが、それは気のいい同居人どころではなく、お互いに邪魔な同居人のようでした。
私と夫はなんとなくいつも意見が合わず、でもそれを口に出すと喧嘩になるのが分かっていたので、
なるべく表立った喧嘩を避けるように、何か気に入らないことがあるとすぐに黙る、というのがお決まりのようになりました。
目の前の問題は解決しませんが、争いごとは避けられるため、表面的には仲良くしているように見えていたと思います。
そんな頃、私は、夫は私のことを分かってくれないと思っていましたし、
私の応援者であるはずもないと思っていました。
表面上はおだやかな関係でしたが、その実は冷たく心の繋がらない関係でした。
心理学を学んで知ったことは、私たちが見ている世界は、自分の心の中の世界と同じであるということです。
人は心の中を世の中に投影しているというのですね。
私が見ていた夫、私を支えてくれないし、分かってもくれない、でも表立っては何も問題が無いようにしている人は、まさに私の心の中を映していたと知りました。
相手を支えようとしなかったり、分かってあげようとしなかったり、応援者になるものかと思っていたのは、私だったんですね。
夫のことばかり、心の中で責めていたけれど、責めていたのと同じことを自分がやっていたのだと思います。
それに気づいたとき、私には二つの選択肢があると思ったのを覚えています。
思いやることができない相手と別れるか、
思いやること、応援することを学んで、彼との心の距離を縮めていくか、でした。
実は悩みましたが、結局は学ぶことを選びました。
なぜなら、この学びがなければ、相手が誰であってもまた同じことを繰り返すのではないかな、と思ったからです。
それと、やはり夫のことが好きだったんですね。
いいところをいっぱい持っている人なんだと思い出しました。結婚してからはずっと、彼のいいところに光を当てることを忘れていました。
良いところに光を当てて、感謝すること。
相手の気持ちに興味を持つこと、
そんなところから始めていったのだと思います。
そんなわけで、ダンナさんを「邪魔な同居人」から「気のいい同居人」をすっ飛ばして、心の繋がるダーリンにしたい人を応援しています。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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