カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
結婚しても仕事を続けていると、仕事の時間は職場に拘束され、帰宅したと思ったら座る間も無く食事の支度。
ようやくゴハンが出来上がったと思ったらダンナさんが帰ってきた!
ダンナさんは着替えを済ませるとソファにどかっと座り、はーっ疲れたー、と一言。
あなたはカチンときて、こっちだって疲れてるのよ!だって仕事だけじゃないんだから、と思うことがあるかもしれません。
仕事に行って帰ってくるだけのダンナさん。
仕事に行って、帰宅早々に家事が始まる私。
どう考えても私の方が倍くらい働いている気がする、というとき。
あなたはそれをどのようにご主人とシェアしていますか?
私たちは自分で出来ることは自分でやるように、子どもの頃から躾けられています。
それは、小さい子どもの頃はひとりでできなかったトイレだとか、着替えだとか、そういうものから始まり、
いつしか心の不満の処理まで一人でやるようになっているかもしれません。
出来る限り一人で我慢して、不満が募るとご主人に当たり散らす、なんていう方もいらっしゃるかもしれませんが、
それはご主人にとっても、あなたにとっても後味が悪いものになってしまうのではないでしょうか。
私も以前はそんなことをよくやっていました。
なるべく良い妻をやって、色んなことを我慢して、仕事の疲れもたまって気持ちの余裕も限界に達したとき、
膨らんだ風船が割れたように、夫への怒りが吹き出すのです。
それは、もとはといえば、仕事帰りの夫に美味しい食事を出してあげたいという気持ちであったり、
帰宅したときに片付いた部屋で夫を迎えてあげたいという気持ちだったはずでした。
どれも夫への愛情だったのに、いつしかそれが、我慢と不満の繰り返しになってしまっていました。
私たちは一人で何でもやろうとすると、限界かな?と思うときがやってきます。
でも、限界まで待たずに、今の気持ちをご主人とシェアできているか、チェックしてみるといいかもしれません。
せっかく二人で生きているのですから、一人で頑張らなくていいんです。
最近仕事で手一杯ならば、少し家のことを手伝ってもらえるようにお願いしてみるという手もあります。
それはお願いであって、強制ではないんですよね。
あるいは単に頑張っていることを認めて欲しいときもありますよね。そんなときは、それを正直に話して甘えてみるのもいいかもしれません。
お願いするのも、甘えるのも苦手な私たちですが、それは勇気を出してやってみる価値があると私は思っています。
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