カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
彼がコソコソ携帯を見ている気がする、
ちょっと覗こうとしたら、携帯ごと彼がのけ反って画面を私から見えないようにした、
「何で隠すの?」
「別に。隠してないよ。」
別にじゃないでしょ、私から見えないようにしたのだから、それを隠しているというのです!
と、携帯を見せてくれないということは、後ろめたいことがあるからだと、彼をほぼ有罪判決にしようとしているとき。
彼の今までの色んな行動があやしく感じてきたり、
だから男は信じられないと、男ひとくくりでダメの烙印を押そうとするかもしれません。
でも、彼の携帯を覗き込んだのは、そんな風に不快な思いをするためではなかったはずですよね、、。
本当は、彼が自分に誠実でいてくれるの?という小さな不安を彼にかき消して欲しかったのかもしれません。
誠実でいてくれるの?とは、なかなか言葉で聞くことはできず、
その代わりに、彼が携帯を隠さないか、その態度で判断をしようとしてしまったのかもしれません。
彼が誠実であって欲しい、というとき、それだけ彼には魅力があって素敵だなぁと思っているのだけれど、
それに比べて自分は何もないとか、彼に飽きられてしまうのではないかとか、もっと素敵な女子が声を掛けて来たら彼はいってしまうのではないかとか、
そんな風に自分の価値に自信の持てない時なのかもしれません。
彼に私だけを見て、と思うとしたら、彼の誠実さを試そうとするよりも、もっと良い方法があるのではと思います。
それは、彼だけをもっともっと見てあげる、ということなのではないかなぁと私は思います。
彼にして欲しいことが思い浮かんだら、それと同じ事を彼にしてあげるべき時なのかもしれません。
心の法則は物理的な法則と違い、与えるほどに増えるといいます。
自分の心の中で足りないものがあったら、彼にそれを満たしてもらおうとするのではなく、自分から彼にそれをしてあげると、
いつの間にか満たされない思いが消えて、彼のことをもっともっと好きになっているかもしれないと私は思います。
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