カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
何年か付き合った彼と、最近あまりラブラブ感がない、会えば喧嘩をしたり、つい彼のダメなところを指摘してしまって気まずくなったり、以前のように愛してると言ってくれなかったり、、、
でもこの歳まで付き合ったのだから結婚まで漕ぎ着けたい・・・という気持ちも隠し持ちながら、
私たちこの先どうなるのかなぁ、とか、◯◯君は結婚とか考えてるの？とか、うちの親が結婚はまだかとうるさいのよ、とか、遠回しに迫ってみたけれど、
うん、とか、あぁ、とか、無視とか、
全く結婚に乗り気でない彼。
もうだめなのかな、だめならだめと言って欲しい、そうすれば私も踏ん切りがつくのに。。。
そんなことを思っていたあなた。
今日もいつものように、彼の気持ちを結婚方向へ持って行かれないものかと、「そろそろ結婚とか考えたりしないの～？」とあきらめ半分に聞いてみたところ、
彼からの返事が、なんと「じゃあ結婚しようか」だった！というとき。
うわぁ、嬉しい！と素直に喜べる人はどのくらいいるのでしょうか。
はぁ？「じゃあ」って何よ、「じゃあ」って！とか、
私が結婚、結婚ってうるさく言ったから、仕方なく結婚すると言ったに決まっている、とか、
そういえばこの間彼のお母さんに会ったときに、あなたたちもそろそろ将来のことを真剣に考えなさいなんて言われたから、彼が結婚したいのではなく、彼のお母さんの意向なんだわ、とか
ありとあらゆる細かな記憶を総動員して、彼が自分と積極的に結婚したいわけではない、という理由を見つけようとするかもしれません。
その背景には、「おっせーよ」(正しい日本語では、「プロポーズしてくれるのが随分遅かったじゃないの、もうだめかと思ったのよ」)という気持ちがあるのかもしれません。
そして、彼のプロポーズを、「仕方ないから」とか「気乗りしないけど」とか「俺の人生もうあきらめたから」とか、言われてもいない枕ことばが付いているかのように受け止めてしまって、「何だか全然嬉しくない」と思ってしまうとしたら、とてももったいないことかな、と思います。
そもそも彼が結婚の意志を固めたということは、紛れもなく「彼があなたと」結婚したいと思ったわけなのですから、彼のその気持ちを喜んでそのまま受け取ってあげれば、彼も嬉しいはず。
でも、今まで不安な気持ちを持ち続けてきたのが一気に緩んだあなたは、今までの恨み辛みとか、またはもうあきらめかけていた彼に心から結婚を望まれる価値が自分にはないだろうという気持ちになってしまったり、
素直にプロポーズを受け取れなくなってしまったのかもしれません。
そんなこんなで、プロポーズしてくれた彼に悪い態度を取ってしまい、もめた末に破談、、などとならないよう、
ぜひご自分の、彼と幸せになりたいという気持ちに素直になれますように。
そのためには、あの「プロポーズしてくれるのが随分遅かったじゃないの、もうだめかと思ったのよ」という「不安だったの」という気持ちと、「でもプロポーズしてくれて本当に嬉しい」という喜びの気持ちの両方を、正直に彼に伝えられるといいかもしれませんね。
そんな素直なあなたには、彼もプロポーズしてよかった、と、二人の喜びが一致するのではないかと、私は思います。
今さらのプロポーズ
