カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越しくださり、どうもありがとうございます。
いつも一緒にいる人と、いつものやりとりをするとき、たとえば「ありがとう」と言いながらも顔が無表情ってこと、ありませんか?
大切な人だったとしたら、初めてあった頃は、何かを言うたびに自然と笑顔になっていたかもしれません。一緒にいて嬉しいという気持ちとともに、自分の良いところを見て欲しいという気持ちもあったかもしれませんね。
それが慣れた相手になると、無表情であることが普通だと思ったりします。
その人が大切であることに変わりはないけれど、それほど自分の良さをアピールする必要性も感じず、笑顔がなくても問題なく事が運ぶと知っているから、でしょうか。
仕事場でも、お客様ではなく同僚などを相手に話すとき、あるいは上司に対してもそうかもしれませんが、妙に自分が無表情だと感じることが私はあります。
親しくなった人とは、無表情が楽なときもありますね。疲れたな、というときは特にそうかなと思います。無表情である私を許してくれる相手だと思っているとも言えます。
なので、無表情が悪いというわけではないんです。
でも、もしあなたが近しい人との関係で、何かうまく行かないな、喧嘩をしているわけではないけれど、どうもギクシャクしている気がする、などと感じることがあったら、あなたの笑顔の出番が減っているかもしれませんね。
そんなときは、あなたの笑顔がどのような威力を持っているか、試してみてほしいのです。
いつも無表情かつ目も合わさなかった「おはようございます」に、ニコッ
仕事でちょっとした伝言をしてくれた人に、「ありがとう」と、ニコッ
これから真剣な会議が始まるというときに、「よろしくお願いします」の、ニコッ
あなたの笑顔とほぼ同時に、一瞬相手の頬が緩むかもしれません。
いえ、まったく相手は無表情かもしれませんが、そこは気にしないでくださいね。
なぜなら、あなたの笑顔は「私はあなたの敵ではありませんよ」「敵でないどころか、好意を持っています」と相手にきちんと伝わっていると私は思うのです。
えーっ、若くてピチピチの女の子じゃないんだから、笑顔なんてかえって相手が引くんじゃない?
などと思っているとしたら、そんなあなたにこそ、あなたの笑顔の威力に気づいてほしいと思います。
人の笑顔はハートをオープンにしてくれた証しのような気がして、私はいつも人の微笑みが美しいなあと思いますし、私に笑いかけてくれる誰かがいると、とてもとても嬉しく思います。今までちょっと関係が良くないと思っていた人だとしても、笑顔を向けて下さっただけで、素敵な贈り物をいただいたような気がします。
きっと、そう感じるのは私だけではないと思うのです。
恥ずかしがり屋の男性も、
私は愛嬌がありませんと思っている女性も、
楽しくもないのに笑えるか、と思う人も、
あなたの笑顔が周りの人を幸せにする力があることを、ぜひ実感してほしいなと思います。