ふと気づいたら、最近ダンナさんとまともな会話をしていない。
言葉をかわすのは、事務的なことばかり。
昼間は仕事で忙しいから、ダンナさんのことなんてすっかり忘れているけれど、
帰宅後に家で顔を合わせると、なんとなく気まずかったり。
そんなとき、夜ベッドに入ってぼんやりこの先のことを考えたりすると、
このままずっと、会話のない夫婦なのかなと思って、ゾッとしたりウンザリしたりしませんか?
大切な人との楽しい生活を夢見たはずなのに、今は全然ちがう。
結局私には、愛し愛される喜びは手に入れられないの?
私の人生は、こんなものなの?
なぜ会話がなくなったのか、原因不明のことも
ご夫婦での会話がなくなったとおっしゃる方にその原因をお聞きしても、大ゲンカをしたなど、何か特別な出来事があったというわけではないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
いつのまにか、だんだんと会話が減っていったとしたら、原因もよくわかりませんから、どうにもできないんじゃないかと思うかもしれません。
会話がない二人の間の距離
ちょっと考えてみていただきたいのですが、会話がなくなった今のふたりと、かつて楽しくおしゃべりをしていたふたり、どちらのほうが二人の間の距離が近いでしょうか?
おそらく以前の二人のほうが、距離が近かったのではありませんか?
仲良しの二人なら自然と距離が近くなりますし、仲がいまひとつになってくると、私たちは徐々に距離をあけるものなんですね。
距離をあけたくなるときの心理的な原因
私たちが相手と距離をあけたくなったり話しかけなくなるときに、その具体的な原因はそれぞれなのですが、とても多くの方に共通した心の状態があるようなのです。
それは、「今の自分のことは、あまり好きではない」というものです。
ちょっと例え話をさせてください。
あなたが大好きな彼とデートをする日に、朝目覚めたらおでこに大きなニキビができていたとします。
「わ!なんでこんな日にニキビができるのかしら!」
そんなふうに思って、その日はおでこにファンデーションを厚めに塗るかもしれませんし、前髪で隠したり、
彼と会っても、あまり顔を近くで見られないように距離を取ろうとするかもしれません。
このように私たちの心は、良くないと思うものは隠したり、距離を取ろうとしたくなるようなのです。
同様に、自分のことをあまり好きではない(良いものではない)と感じていると、私たちは自分自身を大切な誰かに近づけないよう距離を取ろうとしたり、接触を減らすために話しかけないようにしてしまうことがあるようなのです。
少しせつない感じもしますけれど。
愛し愛される喜びを手に入れる
もしもあなたが、大切な人と愛し愛される関係がほしいなと思われたとしたら、そしてもしもあなたが、あなたご自身をあまり好きではないと感じているようだとしたら、ほんの少しずつでも自分を好きになっていくことで、現状がかわっていくでしょう。では、自分を好きになれたとしたら、どうなるんでしょうか。
私なんてという思いが減っていくので、毎日気分が良いな~と思ったり、
家でダンナさんとふたりになっても、気まずさを感じなくなったり、
話しかけづらそうな雰囲気を醸し出しているダンナさんに、ちょっとやさしい言葉をかけてみようかな、と思ったり。
そして実際にそうしてみたり。
ダンナさんのああいうところがキライ・・と思っていたのが、気にならなくなったり。そんなふうにしているうちに、ふたりの関係性が徐々に変化していくことがあるんです。
そして実際にそうしてみたり。
ダンナさんのああいうところがキライ・・と思っていたのが、気にならなくなったり。そんなふうにしているうちに、ふたりの関係性が徐々に変化していくことがあるんです。
どうやって自分を好きになるの?という方は、最近ではSNSや本などでも色々な情報が入手できますので、気になったものを試してみるのもいいと思います。
自分の力ではどうにもならないと感じていらっしゃる方、自分で調べるより効率の良い方法でやりたいと思われる方など、カウンセリングでは、あなたに合った方法をご提案させていただきます。
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