夫婦仲がよくない方が、これまでただ手をこまねいていらしたわけではないでしょう。
こうしてみたらいいかな?などと工夫を重ね、それでもうまくいかなくて、「何をやってもうちのダンナさんは変わらないんだ。」と、徐々にあきらめてきたという方が多いかもしれません。
うちのダンナさんは変わらないという心理
うちのダンナさんは変わらないというときに、心の中ではこのようなことを思っているかもしれません。
変わってほしい
変わらないと思うダンナさんだけれど、本当はいまだに彼に変わってほしいという思いがあるのではないでしょうか。
色々やったけど変わらない
とはいえ、夫婦というのは歴史を積み重ねているものですから、これまで色々とあなたは彼に働きかけてみたけれど、やっぱり彼は変わらなかったという残念な思いがあるのかもしれません。
あの人が変わらないからうちの夫婦仲は変わらない
夫婦の間に溝が感じられるときに、その原因が彼にあると思うほど、あの人が変わらないのであればその溝はいつまでも埋まらないと思うものではないでしょうか。
うちのダンナさんは変わらないと思う理由
かつては彼が変わってくれるのではないかという期待があったかもしれません。でも今となってはもう無理だと思うとしたら、あなたはすでに「人は自分のことは変えられるけれど、自分以外の誰かを変えることはできない」ということを知っているからかもしれません。
うちのダンナさんは変わらないと思う人によく見られる特徴
うちのダンナさんはどうせ変わらないという思いに至る人には、このような特徴があるかもしれません。
自分でなんでもできる
ダンナさんの手を借りずとも、私はひとりで生きていかれるというくらい、なんでも自分でできる人かもしれません。
あるいはこれまでの結婚生活のなかで、意図せずとも自分でいろいろなことをやれるようになったという方もいらっしゃるかもしれません。
努力家
色々なことを工夫して、状況を改善すべく努力を怠らない人ではないでしょうか。
冷静に物事を考える
「やれることはやった」、「ダンナさんは変わらない」、「他人は変えられない」、など、現状を冷静に把握することが得意と言えるかもしれません。
うちのダンナさんは変わらないと思うときの対処法
自分以外の誰かを変えることはできないのだから、もう自分たち夫婦の仲が良くなることはないであろうと、あきらめることもできます。
しかし、矛盾しているように思うかもしれませんが、私たちには相手に変わってもらう手立てがあると言えるかもしれません。
というのも、人はお互いにいつでも影響し合って存在しているからなのです。
今のあなたでいる限り、彼も今の彼のまま
たとえば、昨日まで顔を合わせても知らん顔をしてくるご近所さんがいたとして、あなたが「ちょっとこの人は苦手だわ」と思って、なるべく顔を合わせないようにしていたとしましょう。
そのご近所さんが、今日、急にニコニコと挨拶をしてきたら、あなたはどう感じるでしょうか?
おそらく「急にどうしたんだ?」と思うのではないでしょうか。
でもそれ以降もずっとその人がニコニコと感じ良く挨拶をしてくれたら、最初は恐る恐る、でも徐々にあなたも「本当はいい人だったんだ。以前はきっとなにか事情があったのかも。」などと感じるかもしれません。相手の態度が変わることで、こちらの気持ちも意図せず変わることがあるのです。
今のあなたはどんな態度?
「この人は本当に変わらないわ・・・」と思いながら、ダンナさんと話したり向き合ったりするとき、あなたはどんな表情をし、どんな態度を取っているでしょうか?
イガグリか、ウニか、ハリネズミのように、トゲトゲしていませんか?
もちろん今までのことがあるので、そういう態度を取ってしまうのは仕方のないことでしょう。
しかし、そんなあなたに、彼はどういう態度を取るでしょうか。
もしそのトゲを1本ずつ取るとしたら、彼はどうなると考えられるでしょうか。
・・・そんなことを考えるのも嫌だと思うかもしれません。どうして私から彼に良い態度をしないといけないわけ?と多くの人は感じるのではないでしょうか。
私が変われないワケ
「人は他人を変えられない」としても、「私が変われば相手が変わる」という可能性があります。
しかし自分が変わることを想像した途端、こんなことを感じませんか?
なぜ私が変わらないといけないの?
私が負けているみたい。
私が変わったところで彼が変わる保証はない。
私が感じの良い人になったら、彼がつけあがる。
これらは心のワナのようなものと言えるかもしれません。
こう感じてしまうからこそ、私たちはなかなか自分を変えようと決心できず、今のまま苦しんでしまうのではないでしょうか。
まずはやってみるのも、ありかもしれません
百聞は一見に如かずといいますので、まずはトゲトゲしているあなたと、トゲトゲしていないあなたと、彼の態度の違いを検証してみてはいかがでしょうか。
「なんとなく違うかも」
そう思えたとしたら、あなたの夫婦再生プロジェクトが本当の意味で始まったと言えるのかもしれません。こんな記事↓↓↓も書いています。よろしければご覧くださいませ。