そもそも自分の感情にあまり興味がないと、
自分の感じているものが一体なんなのか、
分からないけどモヤモヤするとか、
感じわるい、とか、
ムカムカするとか、
抽象的になってしまうのですが、
一歩立ち止まって、これ、何を感じているんだろう?と考えてみるのがオススメ。
私はそうやってみたときに、まず驚いたのが競争心。
そもそも競争心を感じているとか、持っているなんて、
「私は性格が悪いです」と言っているようで
認めるのが怖かったんです。
だって競争心って、負けたくないだけでなく、
相手を負かせたい、そのために陥れたいような感覚もあるわけで、
それはどう考えても性格が悪いってことだよね、と思っていました。
でも、口に出さなくても、競争心は感じているわけで、
その感情から目を逸らしているうちは、その感情は悪いものとして認識していて、すなわちそれを感じている私も悪者なんです。
でも、私は競争心を感じているんです、こういうところは負けたくないと思っているんです、そういう自分が嫌いなんです、と、認めた途端に、
競争心は悪いものでもなく、
誰もが感じるもので、
だから私も悪くなくて、
それを感じている私はフツウなんだと気づくのです。
感情に良いも悪いも無いし、
正しいも間違っているもないので、
何を感じているのか、ただ素直に認めることが、
いろいろと楽になるためのスタートなのだと思うのです。