こんにちは。今日は雨。しかも蒸し暑くて、5月だというのに、もう梅雨の気配を感じています。
私は髪の毛がくせ毛なので、湿気の多い梅雨はニガテなんですよね。
さて、前回の記事では、「冷え切ったお風呂(←比喩)に我慢して入り続けていませんか?」という、夫婦関係と無価値感のお話をしました。(こちらです↓)

実はこれ、夫婦関係だけでなく、独身の方の恋愛や、いわゆる「不倫」などの複雑な恋愛関係でも、全く同じことが起こるのです。
「この関係を終わりにしたい。でも、相手の寂しそうな顔を見ると離れられない」 「一人きりで孤独になるくらいなら、2番目でも、優しくしてくれる人がいる方がマシ……」
そんな出口のないループの中で、自分に言い訳をしながらズルズルと関係を続けてしまう。そんな切ない恋に身を焦がしている方へ、今日は少し耳が痛いけれど、あなたを絶対に幸せにする心理学のお話をお届けします。
善悪で裁きたいわけじゃない。そこにあるのは「健気な渇望」
まず最初にお伝えしたいのは、私はあなたを道徳や倫理の物差しで「間違っている」と責めたいわけでは絶対にない、ということです。
カウンセリングという心の世界において、どんな恋愛の形であれ、その根っこにあるのは言葉にできないほどの孤独や、「愛されたい」という切実な渇望です。あなたがどれほど相手を純粋に愛し、そして傷ついてきたか、その健気さを私はよく知っています。
では、なぜ「このままでは幸せになれない」と分かっているのに、私たちはその形を終わらせられないのでしょうか。
それは、あなたの愛情が深すぎるからでも、意思が弱いからでもありません。 もしかすると心のどこかで、「私は誰かの一番になってはいけない」と思い込んでいることもあるのです。
「日陰の身がお似合い」という無意識のあきらめ
ズルズルと中途半端な関係が長引いてしまうとき、潜在意識では「一点の曇りもない、堂々とした幸せは私にはふさわしくない。この不完全なつながりくらいが、私にお似合いなんだ」という隠れた信念(あきらめ)を持っていたりします。
自分の価値を低く見積もっていると、この関係を手放した後の世界が恐怖でしかなくなります。
「もう二度と、私をここまで愛してくれる人は現れないかもしれない」 「私が去ったら、あの人はボロボロになってしまう。裏切るなんて申し訳ない」
相手を思いやる気持ちは本物です。
ただ同時に、「この関係を失った先の孤独」が怖くて、動けなくなってしまうこともあるのです。
「コミットメント」が人生の構図を変える
心理学では、三角関係などの複雑な恋愛は、登場人物の全員が「目の前の相手」にコミットメントできていない状態を指します。コミットメントとは、「心に固く決めること、責任を持つこと」です。
「一対一で誠実に愛し合いたい」という気持ちが育ってくると、複雑な関係性に心が耐えられなくなっていくことがあります。
お相手があなたにコミットしていないのはもちろんですが、もしかすると、あなた自身も「自分が本当に幸せになってしまうこと」に、怖さを感じている場合もあるんです。
あなたが「私は2番目の席には座らない。全き愛を受け取る!」と決意(コミット)したとき、目の前には自然と次の「3つの道」が開かれます。
- お互いの状況を整理し、公式に一対一で結ばれる道
- 今の相手を手放し、元々ある自分の環境(家族など)をもう一度真実の愛で満たす道
- すべてを一度リセットし、全く新しい「真実のパートナー」と出会うために歩き出す道
どの道が正解かを選ぶ必要はありません。あなたが「自分を安売りしない」と決めた瞬間、中途半端で不自然な今の状態は、維持できなくなって勝手に動き出します。
相手の「幸せになる力」を信頼する
関係を終わらせようとするとき、「相手がかわいそう」という罪悪感が一番の足かせになるかもしれません。
「あの人には私しか、いない」という思いであることもあるでしょう。
でも、それはある意味で、相手の「人生を切り開く力」を信頼していないことにもなってしまいます。 あなたが自分の幸せに責任を持つのと同じように、お相手もまた、自分の人生を選択し、傷つきながらも幸せになっていく強さを持った一人の大人です。
あなたが自分の幸せに100%の責任を持って一歩を踏み出したとき、はじめて、あなたにとっても相手にとっても、「本当の人生」の扉が開かれます。
あなたが「自分を大切にする道」を選んだとき、世界はあなたを「一番大切な存在」として扱ってくれる場所へと変わり始めます。
一人で決断するのが怖いとき、罪悪感で押しつぶされそうなときは、いつでもカウンセリングを頼ってくださいね。あなたが「主役の人生」を取り戻すまで、私はずっと味方です。


