ダンナさんと仲良くするために、浮気相手が必要な心理

ダンナさんのことを愛しています。そう言いつつも、実はダンナさんのほかに彼氏がいるという場合もあるのです。maria-teneva-ajcF5v8iCCE-unsplash

ダンナさんと仲良くするために、浮気相手が必要だと思うときの心理

結婚するときは、この人だけを一生愛していこうと思ったのかもしれません。

浮気をするなんてありえないとか、絶対にしてはいけないことだし、浮気する人を毛嫌いしていたかもしれません。
しかもダンナさんのことが嫌になったのではなく、むしろ大好きだからこそ、もうひとりの彼氏が必要だと感じることがあります。
好きで結婚した相手だったとしても、ダンナさんも人間ですから、いいところとイマイチと思えるところがあってもおかしくありません。
たとえばとても優しいダンナさんなのだけど、それゆえに決断力がイマイチで、夕飯は何を食べるかから始まり、旅行先も、どこに住むかも、全部あなたが決めるようなご夫婦だったとします。
私が好きなように決めていいならラッキーだわ、と思うこともあるかもしれませんが、あるときものすごーい決断力のカタマリみたいな男性とたまたま知り合いになったとしたら、
その頼りがいがある相手にハートがドッキンと高鳴ったりするかもしれません。
それまで当たり前のようにあなたが物事を決めてきたけど、頼れる人が出てくると、今まで実はひとりで決めなければならない状況が寂しかったし、しんどかったんだと気づいたりするかもしれません。
誰かに頼れるって、こんなに嬉しくて、楽しくて、守られているようで幸せなんだ、なんて、浮気相手の登場に、自分の女性的な弱さを認識し、そんな自分を愛しく思うかも。
このようなケースは、ダンナさんが優しすぎて決断力がないなどの他にも、会話がない、趣味が合わない、セックスレス、など色んなパターンがあるようです。
ダンナさんのことは引き続き大好きだけど、ダンナさんには埋めてもらえない気持ちを、別の誰かに埋めてもらっている、あるいはダンナさんには見せられない私を、別の誰かには見せられる。そんな感覚があるかもしれません。
ダンナさんと仲良くするために 、浮気相手が必要だと思う理由
ダンナさんひとりでは私を満足させてくれない。
でもダンナさんのことは好きだから、ダンナさんが持っていない魅力を持っている人と同時にお付き合いすれば、ダンナさんに無いものねだりをして困らせることもなく、私は幸せになれるはず。
もし本当にそうならば、私たちは誰もが結婚相手に100%の満足を感じられることはなかなか難しいと言えるでしょうから、
幸せになるためには、みんなが浮気相手を必要とすることになってしまうかもしれません。
ダンナさんと仲良くするために浮気相手が必要だと思うとき、私たちにはダンナさんは今のまま変わらないという前提があったり、ダンナさんに満たしてもらえないことは誰かに満たしてもらわない限り、私は幸せを手にできないという前提があったりします。
さらに、ひとりの人を愛し抜きたいと思えるような真実の相手なんて、いないんじゃないの?などと思うこともあるかもしれません。
あなたの本当の幸せは何?
実は私たちは、物事や人を「見たいように見る」と言われており、たとえば「ダンナさんは決断力がない」と感じていると、どこからどう見ても、ダンナさんは決断力がない人にしか見えないということがあったりします。
もしかしたら、まったくの他人から見ると、ダンナさんは決断力がある人かもしれないのに。あるいは、あなたがダンナさんの代わりに次々いさぎよく決断しているうちに、ダンナさんが自分は決断力を発揮しないほうがあなたのためかもしれないと感じることがあります。そのため決断力を一層放棄することが、ダンナさんのあなたへの愛の表現であったりすることもあるのです。

また別の見方をすれば、あなたがダンナさんに足りないと感じていることは、誰かに代わりに満たしてもらわなければならないほど、あなたにとって本当にどうしようもないほど大切なことだとしたら、それはなぜなの?と考えてみたり、ダンナさんの足りないところを誰かに満たしてもらってまでも、ダンナさんと結婚生活を続けたいの?なんていう見方もあったりします。

これは物事の捉え方のほんの一部なのですが、パートナーシップに問題があるときは、色んな角度から現状を見ることによって、よりあなたが幸せになれる方向を見定めることが大切になったりするんですよね。
そして、たとえ今は、浮気相手がいてダンナさんがいることで幸せを得ているから、これでいいんだ、と感じていたとしても、本当はもっともっと本質的な幸せを手に入れる方法があるかもしれません。
あなたは、これまでに感じたことのないような、ひとりの人を心から深く愛する幸せを感じてみたいと思うことはありませんか?もしそう思ったとしても、そのためにはどうしたらいいのかは、自分だけではわかりづらいものです。

カウンセリングでは、今よりもっとあなたが幸せになるために、あなたの物事の捉え方や感じ方の特徴などから、さまざまな可能性の扉を開けるためのサポートをさせていただいています。
ひとりの人を心から深く愛する幸せを、求めてみることもできますよ。こんな記事↓↓↓も書いています。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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