昔は女性が男性に「私と仕事どっちが大切なの?」と詰め寄るシーンがよくあったかもしれませんが、最近は女性も人生かけて働いていることは、よくあります。
今なら「僕と仕事どっちが大切なの?」と聞かれたら、「それは仕事よ!」と即答したい気持ち。でもそれはさすがに人としてナシなんじゃないか、などと思うかもしれません。
ダンナさんは大切ではあるけれど、ダンナさんのことが重荷に感じる心理を解説します。
ダンナさんが重荷に感じる心理
仕事もしたいしダンナさんのことも大切にしたい、でもダンナさんのことが重荷だと感じるとしたら、今は仕事を優先したいのかもしれません。
しかも、「ダンナさんより仕事を優先するのはいけないことだ」と思っているのかもしれませんね。
仕事を取るとダンナさんを愛せなくなる?
「ダンナさんより仕事を優先するのはいけないことだ」と思うとしたら、
仕事を優先するとダンナさんのことは愛せなくなると思っているのかもしれません。
もちろん今以上仕事に時間を費やすなら、ダンナさんとの時間(二人でゆっくり過ごす時間や、彼のために料理をしたり部屋を整える時間など)が減ってしまうかもしれませんが、時間が減ることとダンナさんを愛さないことがイコールになっているのかもしれません。
やらねばならないことに手が回らない
ダンナさんが重荷に感じるとき、仕事を優先してしまうとダンナさんにまつわる「やらねばならないこと」ができなくなるのが気が重いと感じているかもしれません。
やらねばらないこととは、家事かもしれないし、彼のご両親などとの付き合いかもしれません。
でもそもそも「やらねばならない」と感じることは、「やりたいことではない」と言えるのかもしれません。
やりたいわけでもないのに、やらねばならないと感じるとしたら、
そこには、「結婚したら~しなければならない」「妻は~しなければならない」あるいは「私は完璧でなければならない」などの思い込み(観念といいます)があるのかもしれません。
ダンナさんに協力してほしいと言えない
本当は仕事にまい進したい、自分の全エネルギーを仕事に注ぎたい、でもダンナさんがいるから・・・と思うときに、私たちはダンナさんに「協力してほしい」と言えないことが多いようです。
妻として自分は不十分だとか、そんな私はダンナさんにとってきっと迷惑だなど、自分の存在をあまり良いものと思えないと、一人でがんばらねばならないと考えてしまうことがあります。
やりたいことをしてもいいと自分に許せない
もしあなたが仕事が大好きで、仕事をする中で自己実現をしていきたいと感じていたとしても、「こんな自分が夢に向かって進んでいいと思えない」など、やりたいことを実現してもいいと自分自身に許すことができないと、仕事以外のあれもこれも、まず先に終わらせなければ仕事に全力で取り掛かってはいけないと思うかもしれません。
すると仕事以外の色んなことが、自分にとっての足かせのように感じることもあるでしょう。
ダンナさんが重荷だと悩む人の特徴
仕事を優先したいけれどダンナさんが重荷に感じてしまう人には、以下のような特徴があると言えるのかもしれません。
好きなものを好きといえない
私たちは好きなものを好きと言わず、やりたいことを我慢すると、気分がよくありませんよね。
同様に、思いっきり仕事をしたい気持ちを無意識にでも抑えると不満がたまり、ダンナさんを攻撃したくなってしまうこともあるようです。
自分には才能や能力がないなどという理由から、仕事にまい進するなんておこがましいと思う場合もあるかもしれません。
ひとりで悩みがち
ダンナさんか仕事か、ひとりで解決しなければと思い、あなたは誰にも相談しないかもしれません。
誰かに相談したところで解決などしない、たいていのことはなんでも自分でできると思うこともあるでしょう。
今までもそうやって、ひとり頑張ってきたのではないでしょうか。
男性にお願いできない
仕事を頑張りたいという思いが強い女性の中には、男性には負けたくないという思いをもっていらっしゃる方も見受けられます。
幼いころから男性が競争相手であるかのように感じていたとしたら、大好きで結婚したダンナさんにさえ、自分の手が回らないから手伝ってほしいというお願いがしにくいと思うかもしれません。ダンナさんにお願いしたら負けてしまうように感じるからイヤだ!と思うこともあるでしょう。
ダンナさんが重荷に感じるときの対策
仕事を優先したいけれどダンナさんが重荷に感じるときのおすすめの対策を、いくつかご紹介します。
やりたいことを自分自身に確認する
「仕事をしたい、でも・・・」などと思うとき、私たちは本当に自分がやりたいことから目を背けていることがあります。
仕事を頑張りたいの?ダンナさんとゆっくりしたいの?どちらが今の自分にとって「やりたいこと」なの?と自分自身に確認してみるのがおすすめです。このとき「やらねばならないこと」ではなくて、やりたいことや興味があること、ワクワクすることはどっちだろう?どちらを選んでもいいよ、と思ってみてくださいね。
やりたいことをやりたいと、ダンナさんに話す
もし仕事をもっとガンガンやりたいとあなたが思っていると確認できたとしたら、それをダンナさんにお話ししてみるといいと思います。
このとき「仕事を頑張りたいと思っているんだ・・・」と伝えるだけだと、多くの男性陣は「ふーん、それで?」という感じになるのかもしれません。
これは、「それで僕は君に何をしてあげられるの?」という思いであるとも取れるのですが、そこまで丁寧に彼のほうから言ってくれないこともあるでしょう。
その場合はあなたから伝える必要があると言えます。
さもないと、仕事を頑張りたいと伝えたのにダンナさんが全然協力してくれない!と感じるかもしれません。協力してほしいことは、きちんと言葉で伝えること、しかも「~をやって!」などの命令形ではなくて、「お願い」することが大切です。
ダンナさんに感謝する
あなたが仕事に力を注げるとしたら、ダンナさんが陰から支えてくれている(かもしれない)ということに時々思いをはせて、感謝を伝えるといいかもしれません。
目の前の何かをしてくれたという行動に対して感謝をするだけでなく、その裏にある彼があなたを大切に思ってくれている気持ちに感謝をするのです。
たとえば夕飯を作ってくれた彼に「夕飯を作ってくれてありがとう」だけでなく、「あなたがこうやって支えてくれるおかげで、私もやりたい仕事が頑張れて嬉しい♡本当にありがとう♡♡」などです。
彼に感謝を伝えられると、仕事に熱中しながらも彼を大切にしていると思えるようになり、そんなふうに彼を大切にしている私は、ダンナさんからも応援されているはずだと感じられるのではないでしょうか。
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