オンナの褒め言葉は全部ウソ、なの?

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
買ったばかりのお気に入りワンピースで友だちに会った。「すごく素敵!」と褒めてもらった…けれど、なんか嫌な感じ。
褒め言葉は信用できない。
人が誰かを褒めるときは、嘘に決まってる。
特に女性は。
みんなでお世辞を言い合って、仲良しのフリをしているだけだ。
そんなふうに思ったことは、ありませんか?
しかし男性はみんな正直なのか、というと、そんなことありませんよね〜。(男性の皆さま、すみません、これは一般論です。)
男性だって、女性だって、正直なときは正直だし、お世辞を言うときは、お世辞を言うのです。
にもかかわらず、女性からすると、同じ女性の褒め言葉は信用ならないと思う方が、結構いらっしゃるのですよね。
これはなぜなのでしょうか。
心理学では投影という言い方をしますが、人は自分の心の中を他者に映し出すといいます。
女性の褒め言葉はウソだ、と思っていらっしゃる方は、女性に対して(自分が)お世辞を言うのは当然だと思っていらっしゃるため、他の女性もまた同様に、お世辞を言うものと信じていることが多いのではないかと私は思うのです。
えーっ、そりゃ私もお世辞を言うけど、でもみんなやってるよね?と思う方もいらっしゃるかと思います。
そうなんです。たくさんの方がやっています。
でもあなたを含め、皆さんは、お世辞を言って相手をだまそうとか、馬鹿にしようとか思っているわけではないのだと私は思います。
そもそも女性は髪型とかメイクだとか洋服から靴、バッグまで、ありとあらゆるものに気を使う人が多いものの、
みなさん、ご自分に自信のない方がたくさんいます。
そして、みなさん、自分はどう見られているんだろうと、いつも疑心暗鬼です。
そんなときに、あなたの髪型、今日はちょっと変ね、なんて言われたら、グサッときてショックで立ち直れなかったり、言ったその人を恨んでしまったりしますよね。
そうやって、「自分は本当のことを言われたら傷つくと知っている」「だから本当のことは言わないで欲しい」と無自覚にも思っていて、「だから相手も本当のことを言われたくないに決まっている。そうだ、傷つけないようにしてあげなくちゃ」という、相手を思いやる愛情から、お世辞を言っていることが多いのだと私は思っています。
そうなんです。女性は相手のことを本当に気遣って、気遣って、思いやって、そのために傷つけない方法としてお世辞を言うという方法を使っているだけなのではないでしょうか。
だから、嘘つきなんじゃないんです。優しいだけなんです。
とはいえ、お世辞を言って、言われて、楽しくないなぁ、と思うとしたら、それはあなたが「受け取る」ということを始めるときなのかもしれません。
お褒めの言葉は、受け取ったもの勝ちです。
褒められたときに、「わーい、嬉しい、ありがとう!」と思っても、「どうせ嘘なんじゃないの?ふんっ」と思うのも、どちらもあなたの自由なのですが、前者のほうが圧倒的に心が喜びます。
だとしたら、誰が何と言おうと、受け取って、喜んで、明日への糧にしてしまいませんか。
あの人ったら、お世辞を真に受けて馬鹿じゃないの?と思う人、言う人、いるかもしれません。
でも、それはそう思わせておけばいいのです。
多くの人は、褒めた言葉を受け取ってもらえると嬉しく思うものです。
「あなた素敵ね」と言って、「そんなことありません」と言われるより、「嬉しい!」と大喜びされる方が余程嬉しいのです。
だからこれからは、褒められたら、大喜びをしませんか。
そして反対に、誰かの素敵なところを見つけたら、どんどん本気で褒めてあげましょう。
自分が本気で誰かを褒めれば、褒められたときも本気だということを実感するようになります。
そんなことを続けているうちに、女の褒め言葉はウソだという気持ちが薄らいでいくのだと私は思います。
女性が女性の言葉を信じられるようになるほうが、世の中断然楽しくなると思いますよ。
かつて女性のことは信じられなかった私ですので、力強く、そう申し上げたいと思います。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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