愛し上手さんが愛されてる気がしない理由


人を愛することが得意で、彼氏や彼女の思いを叶えてあげたくて、一生懸命にああしてあげよう、こうしてあげようと思っているのに、

全然ありがたそうでもない。
当たり前のような顔をされる。
私の思いを叶えてくれようという気配もない。

いったい私は何なの?
私ばっかり相手を好きみたい。
こんなの平等じゃない。

そんなふうに思うことがありませんか?

相手のことばかりを思って行動している愛し上手さんで、まったく報われない気がする人の中には、幼少期から親の顔色を伺って、どうやったら親を喜ばせられるかばかり考え行動し続けてきた優しい人がいらっしゃいます。

気づいたら親だけじゃなくて、友人にも同僚にもパートナーにも、みんなの願いが叶うように気を遣っているけれど、いつも自分ばかり相手のために行動しているような感じで虚しい。

今日はそんな人のお話しです。

目次

愛し上手さんが愛されてる気がしない理由

愛し上手さんが愛されてる気がしない代表的な理由は、「愛し愛される方法の誤解」にあるといえます。

愛はうまく循環すると、相手との関係も良くなるし、あなたの気分も良くなるのです。だから、愛し方や愛され方を、ときどき見直してみるのがおすすめです。

実は愛を受け取れていない

あなたは相手を愛しているのに、愛してもらえてないと感じるとしたら、それはなぜでしょう?

実は、「愛してもらう」のは、「愛する」より難しいと感じる人が多いんです。それは、子どもの頃に親との関係で学んだ「愛され方」が、大人になって通用しないことが多いからなんですね。

子どもの頃から相手に喜んでもらおうと行動してきた人にとって、「愛される」ことは、自分が相手を喜ばせたことに対する報酬や評価だと捉えていることがあります。

それはたとえば、お母さんの肩たたきをしてあげたら、「あなたは優しくて良い子ね」「ありがとう」と言ってもらえたのをイメージしてもらうと、わかりやすいかもしれません。

優しいことをしたから、お母さんに褒められて愛された気がした。

お母さんの言う通りにしたから、お母さんが笑顔になって愛された気がした。

子どもはお母さんが褒めてくれたり笑顔になったりすることで、愛されたと思うものです。

でも、大人になって誰かとの関係性をつくっていくときに、評価されることが愛されることだと思っていると、うまくいかないことが多いようです。

なぜなら、「愛すること」の目的が「評価されたいため」になってしまうので、愛することに、無意識の期待が混ざってしまうのです。

期待をすると、期待通りでないときにがっかりしますよね。

相手がいくら愛してくれていたとしても、その方法があなたの期待通りでないと、愛されたことに気づけないこともあるでしょう。つまり、愛されてる気がしないのは、実は愛を受け取れていないだけということもあるのです。

愛されていることがわかるために、どうするか?

愛し上手さんが愛されていることがわかるためには、子どもの頃に身につけた愛し方や愛され方を、大人の恋愛に合う形へ少しずつアップデートしていくことです。

もし、それは難しいと感じたとしても、どう変えればいいかを知っておくだけでも、違うものです。

ただ愛する

ただ愛するとは、「愛されることを期待しながら愛する」のをやめるということです。

「これをやってあげたら喜ぶかな」

と、相手が喜ぶだろうと思うことをするのは、愛することですよね。

そして、やってみたら本当に喜んでくれたとしたら、「喜んでくれて嬉しい」と思うでしょう。

問題は、残念ながら喜んでくれなかったときです。

なんで喜んでくれないのよ、と、不満に思うとしたら、何かをした見返りを求めていたことになるので、それは愛ではなかったと言えるかもしれません。

こんなにやってあげたのだから、喜んでくれるはず、感謝してくれるはず。そんな期待があると、そうではない相手に文句を言いたくなってしまうのです。

期待せずにただ愛すると、相手がたとえ喜んでくれなくても、

「そうか、嬉しくなかったのか。私がそうしてあげたかっただけだから、まぁいいや。」

そんなふうに思えるんじゃないでしょうか。

最初からそこまで思えなくても大丈夫です。

「私は喜んでもらいたかったんだな」

「少し期待していたんだな」

と気づくだけでも、愛し方は少しずつ変わっていきます。

愛される

人を愛したときって、相手がどう反応したかとは別に、自分の心も少し温かくなることがありますよね。

それは心のしくみによるものなので、相手も同じです。

人は相手が簡単に喜んでくれるだろうなと思うと、自然と相手を喜ばせたくなるようですが、相手が何に喜ぶ人なのかがわからないと、何をしたらいいのかわからず愛しにくいといえます。

相手が喜びそうなことがわからないなんて!と思うとしたら、あなたは、どうすれば相手が喜んでくれそうかを感じ取るのが上手かもしれませんね。

なぜなら、そうやってずっと、お母さん、お父さん、先生、友だちなどを喜ばせようとしてきたからかもしれません。

でも、相手があなたみたいに上手だとは限りません。

だから、どうすればあなたが喜ぶかを、相手に分かりやすくすることは、人づきあいにおいてとても大切なのです。

何が好きで、何が食べたいのか。どこに行きたいのか。あなたのことを少しずつ相手に伝えましょう。

それは相手にあなたを愛するヒントをあげることです。

それは、相手にとって、嬉しいことなんですよ。

愛し上手さんが愛されやすくなる秘訣は、「好き」を知って伝えること

愛し上手さんが愛されやすくなる秘訣は、自分の「好き」を知って伝えることです。

どうやったらあなたを喜ばせることができるのかを相手に伝えることは、あなたが何が好きなのかを相手に知らせることだからです。

しかし、実はこれまでずっと人の思いばかり叶えてあげようとしてきた人の多くは、自分が何を好きだと感じるのかがわからないとおっしゃいます。

自分のことを後回しにしたり、我慢したりするのが当たり前になっていて、自分の気持ちを自分で聴いてこないと、自分が何を好きなのかもわからなくなってしまうからです。

とはいえ、もしそうとわかれば、これから少しずつ、私は何が好きなんだろう、何をしたいのだろうと、自分の気持ちに興味を持っていくことで、わかるようにもなっていかれるはずです。

愛し上手なあなたは、もう十分、人を愛する力を持っています。

あとは少しずつ、自分がどう愛されると嬉しいのかも大切にしてみてください。

愛することも、愛されることも楽しめる恋愛へ。

あなたがそんな関係を築いていけることを応援しています。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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