真面目でキチンとした人ほど刺激のないダンナさんにモヤる心理

ダンナさんとうまくいっていないと感じるとき、「性格が合わない」とか、「相手への気持ちが冷めてしまった」などのほかに、「いい人なんだけど」という思いがあります。

ダンナさんがいい人だとわかっているので、特に問題だとも言えないし、もちろん別れるなんてことは考えないけど、刺激がなくてただ一緒に暮らしているだけという感じ。あなたも経験ありませんか?

そして、この「いい人なんだけど」というのは、学校や職場で言われたことをきちんとやれるような真面目でキチンとした人が陥りやすいようなのです。

今日は、真面目でキチンとした人ほど刺激のないダンナさんにモヤる心理をお届けします。

目次

真面目でキチンとした人ほど刺激のないダンナさんにモヤる心理的な理由

真面目でキチンとした人ほど刺激のないダンナさんにモヤる心理的な理由として考えられるのは、「情熱的な関係がほしいという思いです。

真面目でキチンとしている一方で、心の奥に熱い思いを隠し持っていて、「私の情熱に火をつけるのは、あなたよ」という思いかもしれません。

それは自分には彼との関係をラブラブにする力がないという自信のなさかもしれないし、

ラブラブにするのは私の仕事ではない(相手がすべきこと)という思いかもしれません。

また、彼とはもうラブラブになれないだろうという諦めの気持ちもあるかもしれません。

ふたりの間に欠けている刺激

ふたりの間に欠けている刺激とは何でしょうか。ここではあえて「ふたりの間に欠けている刺激」と書きました。
「彼に欠けている」ではなくて、「ふたりの間に欠けているもの」。そう捉えることで、現状あなたが「足りない」と思うものを、ふたりで手に入れていくにはどうすればいいのか?と考えられるからです。

それはあなたをドキドキさせるような、彼の男性的な魅力でしょうか。ロマンチックな雰囲気でしょうか。それとも、あなたを女性として大事に扱ってくれようとする相手の態度でしょうか。

恋愛初期であれば、放っておいてもロマンスを感じるものですが、つきあいが長いふたりは、ロマンスは感じにくくなりますよね。

そんなときに必要なのは、これまで知り尽くした表面的なやりとりから、お互いに心のもう一段深いレベルでつながろうとすることかもしれません。

本当の意味で、愛し合うということなのかもしれません。

刺激のない彼は、「心理的なリスクを取らない私」の投影という見方

刺激のない彼は、「心理的なリスクを取らない私」の投影という見方があります。

心理的なリスクを取らないというのは、本音を話さずにうわべだけの会話に終始することで、自分の弱さなどを相手に見せず、安全地帯でやりとりを続けることといえるかもしれません。

投影とは、心の中の世界(感情や経験、過去に出会った人など)を、心の外に映し出すことをいいます。

つまり、うわべだけのつまらない自分を相手に映し出すことで、あの人は刺激がないわ、と見える(感じる)のかもしれないのですね。

ふたりをもう一度ラブラブにするのは誰?

ふたりをもう一度ラブラブにするリーダーシップを取るのは誰かというと、現状に不満を感じた方、つまり「ふたりはうまくいっていないんじゃないか」と気づいた方だといえます。

多くの場合、女性のほうがそのようなことに気づきやすいと言われていますが、どちらにしても得意な人がやればいいですよね。

え?なんで私が?と思われるかもしれませんが、感情について敏感な人は、ふたりの関係をより良くするリーダーシップを取るのが上手だといえるからです。

いい人なんだけど刺激のない彼にモヤることから卒業するための対処法

いい人なんだけど刺激のない彼にモヤることから卒業されたいならば、対処法をひとつご紹介しますので、ぜひお試しください。

それは、彼との間で当たり前になってしまっていることについて、彼に感謝を伝えるということです。

お給料を生活費(の一部)に入れてくれて、ありがとう。

仕事から帰るときに連絡してくれて、ありがとう。

など、それはふたりで決めたこと・約束したことだから、やるのが当たり前だということがありますよね。

そういう当たり前のことに感謝を伝えてみると、きっとこれまで感じたことのない感情に出会えると思うのですね。

それは、長らく感じていなかった気恥ずかしさかもしれないし、当たり前すぎて素通りしてしまっていた彼の素晴らしさを嬉しく感じることかもしれません。

そんな新鮮な感覚を味わおうと思ってみるのもいいと思うのです。

彼との関係をもう一度ラブラブにする秘訣は、あなたの審美眼を信頼すること

彼との関係をもう一度ラブラブにする秘訣は、あなたの審美眼を信頼することです。

今まで当たり前すぎて伝えていなかった感謝も、素通りしてしまっていた彼の良さも、実は普段からあなたの心はキャッチしていたはずなのですが、

そんな感謝を言っても今さら何?って思われそうとか、
彼の良いところを彼に伝えたところで、興味なさそうな返事をされたら嫌だな、とか、

せっかくのあなたの、良いものをとらえる力(審美眼)が役に立たないんじゃないか、などと感じて、その力を使わずにいませんでしたか?

真面目でキチンとした人ほど、役に立たないようなことには手を出したいと思わないようでもあるんですよね。

でも、あなたの審美眼やあなたなりのセンスは、信頼して使っていくことで一層磨かれていきますし、そうすることで大事な人との関係性をより良くできるでしょう

彼は、あなたのセンスで、認めて、褒めてもらいたいと思っているはずですよ。

そして、パートナーシップは合わせ鏡と言われますから、あなたがそんなふうに勇気を出して変化していくことで、彼もまた変化していくと考えられるのですね。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、少しずつでも刺激のないふたりの関係に小さな変化を起こしていってください。

これまで感じたことのないアツアツなふたりに変わっていかれることを心から応援しています。

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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