あなたは人の愚痴を聞いているうちに、イライラしてきて「もうやめて!」と言いたくなることがありませんか?
いつまでも後ろ向きの話ばかりで
何も改善しようとしない
そんな人の話は聞きたくない、と思う反面、
人の話を聞いてあげられない自分は、なんて心が狭くて優しくないのだろうと、自己嫌悪することも。
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そんなふうに思う人って、自分自身はいつも、「どうすれば事態を改善できるだろう」と考える、前向きな人なのだと思うんです。
自分ならこうするよ、って教えてあげられる、優しい人でもあると思うんです。
でも、相手は必ずしもあなたの提案に納得してくれるわけではないし、
あなたのアドバイスを「やってみる!」とその気になってくれるわけでもない。
そうすると、あなたはガッカリすることがあると思うんですね。
いくら言っても何の役にも立てないな、って。
助けてあげたいのに、助けてあげられない。
楽になってほしいのに、まだ目の前でその人が苦しんでいる。
それが苦しくて仕方がない。
相手が苦しんでいるのを見るのが辛い人って、
誰かを助けたい気持ちが人一倍強い人なのかもしれません。
だからこそ、思うように助けられないと、自分まで苦しくなってしまうんですね。
そういう人は、きっと大好きな人を喜ばせたくて、たくさん頑張ってきた過去があるのかも。
いくら尽くしても笑顔にしてあげられなかった悲しみや苦しみ、絶望を知っているのかもしれないのです。
助けてあげたいけど、助けてあげられない。
その感覚が心のどこかにあって、
愚痴を言っている人とのやりとりから、
またその絶望の淵が見えてくる感じ。もう嫌だ。
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でもね、あなたは助けてあげられていないと思っているかもしれないけれど、
愚痴を聞いてあげている、そのことが、すでに相手の救いなんです。
だって、私たちは、苦しい気持ちを誰かに話すだけで、心が軽くなることを知ってますよね。
あなたの知っている解決策ではないかもしれないけれど、いつの間にかあなたは役に立っていた。
そんなことも、あるみたい。
もちろん、無理をしてまで人の愚痴を聞き続ける必要はありません。
でももし、
「私は何の役にも立てていない」
と思っているなら、
そんなことはないかもしれません。
あなたが耳を傾けてくれたことそのものが、
誰かの支えになっていたことも、きっとあるはずです。


