カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
ここ何年も友だちらしい友だちがいないとか、職場の人とはしょっちゅう飲みに行っているけれど腹を割って話したことがないとか、
なんだか最近寂しいなぁと思うとき、私たちは過去の経験から、仕事に熱中してしまえば、この寂しさから一時解放されるのを知っています。
でも、仕事で一時的に寂しさを紛らわしても、なんにもならない、ということにも気づいています。
そんなとき、頓服薬みたいにこの仕事に熱中してしまおうか、いや、やっぱりやめておこうか、と思うとしたら、
私だったら仕事をします。仕事が好きなうちは。だって、寂しいのを感じるのは嫌ですもんね。
でも、そんな風に人との繋がりを欲していると、以前のようにがむしゃらに、仕事だけやっておけば全てを忘れる、なんてことは、ないと思うんですよね。
やっぱり人が恋しい、と。
だから、仕事をすることで寂しさを麻痺させようか、どうしようか、と、考えても、どちらにしても、寂しいんだと思います。
ならば、仕事は仕事でやることにして、それとは別に寂しさを減らしていくことを考えませんか。
人寂しいと思うとき、あなたはもしかしたら、とても怖がりさんになっていて、自分から人に心を開くことをやめてしまっているのかもしれません。
相手がどうあれ、自分から繋がりを絶ってしまっていたら、寂しくもなるものだと思います。
そんなとき、なぜ心を閉ざしてしまっているかを考えるのもいいですが、
緊急避難的に寂しさをどうにかするならば、今寂しいよ、ってことを、誰かに伝えてみるといいと思うんですね。
私はよくそれをやっていましたし、今もたまにやっています。
寂しいと人に伝えるのって、いつも一人で頑張っている人にとっては、とても勇気がいるんですよね。
ついでに、言われた方は、は?って感じになるかもしれないです。
でもそれにめげずに、伝えていくことを選ぶというのが、まずは私はおすすめします。
なぜなら、それが心を開く第一歩だと私が思うからで、かつ自分が心を開かないうちは、いつまでたっても、たとえオープンな人が近くに寄ってきてくれても、寂しさは軽減されないのではと思うからです。
いま寂しい。。
その一言を、誰に言いますか?
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