意中の彼と、やっとデートまでこぎ着けた!
どんなデートになるのかな、ワクワク(はーと)
そんなふうに期待に胸を膨らませて出かけて行ったデートなのに、思ったほど楽しくないな~と思うことがあるかもしれません。
話が盛り上がらないし、相手がつまらなそうに見える。
そうこうしているうちに、彼のほうから「もう帰ろうか。」のひと言。
「君と居ても楽しくない」と言われた感じがして、凹みながらの帰宅。
初デートは緊張しつつも期待が大きいので、話が弾まないとがっかりしますよね。
今日は、そんな初デートを終えて、これから彼とのことをどうしようかと悩んでいる方に向けて。
気になる彼との初デートということは、きっとあなたは彼と一緒にいたらあなた自身がウキウキワクワクしそうで楽しいだろうな~と想像していたと思うのです。
ところがその想像通りには行かず、デートの最初のウキウキ感から、徐々にテンションが下がってしまったとしたら、とても残念ですよね。
たとえば今日は頑張ってメイクもしたし、買ったばかりのワンピースでおしゃれをしてきたとします。
できれば彼にそんなあなたの姿を見て、嬉しそうな表情をしてほしいとか、少なくとも照れ笑いくらいしてほしいと思っても不思議ではないですよね。
「きれいだね。」くらい言ってくれたら飛んで喜ぶのに、と思うかもしれません。
ところが彼は完全にスルー。
あれ、彼は私に興味ないのかな?と、一瞬ガックリくるかもしれません。
また、初デートだし、素敵なカフェにでも入ってゆっくりおしゃべりをしたいなとあなたが思っていたとします。
ところが彼が連れていってくれたのは大きな公園。
芝生の上でのおしゃべりも悪くはないけれど、日焼けが気になるし、ハイヒールが芝生に刺さって汚れるし。
でも彼はそんなことはまったくお構いなし。
最初から公園に行くと教えてくれていれば、小さなビニールシートを持ってくることもできたのに。
この人、気が利かないのかな?と疑心暗鬼になったりして。
一つ一つは小さいけれど、このようなガッカリが積み重なるうちに、だんだんとあなたはブルーな気分になるかもしれません。
最初の期待が大きいほど、ガッカリも大きいですよね。
いちいちガッカリさせる彼とは相性が悪いのでしょうか?
それとも彼はあなたのことにそもそも興味がないのでしょうか?
あるいは男性として、女性に対するマナーをわきまえていないような、いまいちな人なのでしょうか?
実は、まだ初めてのデートなのですから、そのようなことを判断するのは早いように思うのです。
でもあなたのガッカリ感、テンションが下がってる感、次のデートへのモチベーション激減している感は、どう考えればいいのかというと、、、
知らないうちに(無意識のうちに)あなたが色々なことに期待していることが原因の一つとしてあるようなのです。
その期待とは、たとえば以下のような思いから出来上がるものだったりします。
初デートとは、こうあるべき。
男性はデートでこうするべき。
女性はデートでこう振る舞うべき。
相性の良い二人なら、こうなるはず。
楽しいデートはこんな感じになるはず。
〇〇とは△△であるべき。
このような、自分なりのルールのようなものを観念といいます。
観念は、今までの経験をもとに作り上げて来たものなので、各個人で異なっていて当然なのですが、ときに人は自分の観念が他者とも共通認識だと思ってしまうことがあります。
すると、〇〇するのが当然なのに、なぜあなたはそうしないの?という怒りや不安や怖れが出てくることもあります。
しかし、そもそもその観念が彼との共通認識ではないので、あなたがそれで傷つく必要はないわけなのです。
自分がどのような観念を持っているのかに気づいてみると、その観念で縛り付けていた自分を解放することができたりします。
たとえば、「相性の良い二人なら、初デートから会話が盛り上がるはず。」という観念をあなたが持っていたとします。
もちろん最初から楽しく会話のできる二人ならば何よりですが、「そうでないことがあってもいいよね。」と思うことで、初デートの会話の盛り上がりと、二人の相性に何ら関係性が無いと思えるでしょう。
すると今回はお互いに緊張してうまく話せなかったけれど、次に会うときにはもっと楽しく話せるかもしれない。次が楽しみだな、と思うこともできるのではないでしょうか。
観念に気づいたら、「そうでなくてもいい」と、その観念を手放すこともできるはずです。
では、初デート中は、どのようなことを考えたり、態度を取ったりしたらいいのか、、なのですが、
私のおすすめは、「頭の中をからっぽにする」ということです。
は?とお思いのみなさま、きっと日頃からあれやこれやと物事の目的とか、今日の目標とか、そのためにこういう行動がいいのではないかとか、頭で考えるスマートで頭脳明晰タイプな方なのではないかな、と思うのですが、
できればその力はお仕事などをバリバリするためにとっておいて、
デートのときは、頭の中をからっぽにして、彼と一緒にいることの楽しさを味わってほしいのです。
どういうことかといいますと、彼の中の「私を惚れさせるポイント」にフォーカスするのです。
ずっとデートをしたかった相手なのですから、彼には良いところがたくさんあるはずで、
それを興味津々で見つけてほしいのです。
彼の話をよく聞いて、話の内容でも、彼の話し方でも、話すときの手ぶり身振りでも、笑い方でも、なんでもいいのですが、「あ、ここが素敵だわ~。」とか「彼のこういうところが好き。」というのをたくさん発掘してみてください。
できれば要所要所で、「そういうところ、素敵ですね。」とか、彼に伝えられるとベターです。
なぜこのように「私を惚れさせるポイント」フォーカスがいいのかと言いますと、
彼の良いところを見つけようとすると、自然と彼に注目するわけでして、
あなたの意識が彼の方に向いているのです。
デートにおいてテンションが下がる時というのは、たいてい意識が自分の方に向いています。
「こんなことを言ってもいいかな」とか
「あ、変なことを言っちゃったかな」とか
相手のことを思いやっているようにも思えますが、心の目が自分を見ているのです。
あなたの意識がどちらを向いているのかは、言葉にならなくても彼には伝わるものです。
あなたが好意をもって彼を注目する目は、彼に安心感や自信を感じてもらえるはず。
頭で考えずに、あなたの「好き」をどんどん感じることが、彼との関係を築くベースになるのです。
また、彼の良いところ、あなたを惚れさせるポイントにフォーカスし続けたら、あなたはとても気分良くそのデートを終わらせることができると思いますよ。
ぜひおためしくださいね。
とはいえ、初デートがいまいちだった・・・
もう彼とはだめかも。。
そんなことを思ってしまったとしても、挽回のチャンスはいくらでもありますよ。
最初のデート、緊張しちゃったけれど、会えてすごく嬉しかったし、楽しかった。
そんなことを彼に伝えるところから、あらためて楽しいデートの仕切り直しもできるものです。
「え?全然そんなふうに見えなかったけど。」と彼に言われても、重く受け止めず(←これ重要)、次のデートの約束をしてみましょう。
次のデートでは、初デートでできなかった「彼のいいところにフォーカス」をぜひ試してみてくださいね。
彼と楽しく幸せな時間を過ごせますように