別れ際に二つの選択肢があったら、愛を選択する

カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
彼氏との別れ話が出ているときなど、今まで我慢していたことが、溢れ出してくるということはありませんか。
なんで今まで何も言ってくれなかったの?とか、
今まで私に嘘をついていたの?とか、
いつも笑顔でいてあげていたけれど、本当は私はこんなことを我慢して思っていたから伝えてやる、とか、
相手への疑問やら不満がいくつもいくつも出てきて、LINEの会話が成り立たないくらい、自分からメッセージを送り続けてしまうとき。
気づいたら何十ものメッセージを自分からのみ送っていて、彼からの返事は最初の一つか二つのみだった、なんてことも。
すると今度は、なんで返事をくれないの?と相手を責めるメッセージになったり。
しまいには、またどうせ返事は来ないだろうけれど、言いたいことを全部言ってやろう、それが相手へのためにもなるんだ、と決めてかかったり。
ページを送っても送っても自分のメッセージしかない。彼からの返事がない、既読にならない、というとき、今あなたは二つの選択肢があるのではないかと思うのです。
それは、文句を言うメッセージを送り続けること、もうひとつは愛を選択すること、です。
メッセージを送り続けると、もっと言ってやれ、私を傷つけたあの人を同じ目に合わせてやれ、と心の中で悪い私が怒りの炎に火をくべます。
これは相手はもちろん、自分自身をも傷つけます。そんなことをやっている自分を心の底では自分で責めてしまうからだと私は思います。
反対に、こんなメッセージを送り続けたら彼を嫌な気分にするだけ、いままでの二人で楽しかった日々は嘘じゃないのだし、彼が別れ話を切り出したのには自分の人生にとっても意味があるのだろうから、それを信頼してみようと思うこともできます。
彼と別れることは、今は本当に辛いけれど、長い人生の中で見れば、ひとつの転換期であるだけのこともあるわけです。
次のもっと素敵な出会いがすぐそこに待っていることもよくあります。
とはいえ、目の前のLINEの画面を見ていると、無性に頭に来たり、悲しくなったりしたら、
自分に質問してあげる余裕を持ってみようとしてみてください。
私は今また悪いメッセージを送るのか、それとも愛を選択をするのか。
彼と過ごした良い時間を感謝とともに感じて、愛を選択しようとしてみませんか。色々と言ってしまったとしても、あなたは彼に今まで感謝もたくさん感じているはず。
唐突に、今までありがとう、でもいいのです。
無理ならメッセージを送ることをただやめるだけでもいいのです。
勇気がいることですが、相手を責めることをやめると、自分を責めることもやめられると私は思います。
相手から振られる自分なんてダメだ、という思いも軽減されていくのではないでしょうか。
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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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