仕事をバリバリするようなデキるキャリアウーマンの方の中には、部下やその他の関係者を頭ごなしに叱ることもせず、優しい上司や先輩と慕われていることがあります。
しかしお付き合いしている彼やダンナさんに対しては、人が変わったかのように辛辣な言葉を投げつけてしまうということがあるようです。
キャリアウーマンが彼に辛辣になる心理
仕事のできるキャリアウーマンですから、なにか一つのことをするにしても、「こうしたら上手くいくだろう」というような、物事の落としどころや目標などを筋道を立てて考えたり、効率を考えて行動することが多いかもしれません。
私だったらこうするのに
自分のやり方を押し付ける気はない、と思いながらも、パートナーに対して「そういう態度はどうなのよ」とか、「その家事のやり方は納得がいかない」など、私だったらこうするのに、という気持ちが出てくることがあるかもしれません。
相手のやり方が「正しくない」と感じることもあるのではないでしょうか。
私のことを愛してないでしょ?
私を愛しているなら、そんなことはしない・言わないはず。だからあなたは私を愛していないでしょ?と、そこまでハッキリは言わないかもしれませんが、彼の言動につい腹を立てながら、愛されていない気がしてしまうかもしれません。
かわいい女にさせてくれないあなたが悪い
彼に辛辣になっているとき、自分の顔や声、態度がどれだけ可愛くないかは自分でも分かっているわけで、こんな私にしているのはあなた、と感じるかもしれません。
キャリアウーマンが彼に辛辣になるワケ
外ではしっかり者のキャリアウーマンの人であれば、多くの場合、周りの人があなたを頼りにしてくるのではないでしょうか。
人は表も裏もしっかり者、ではいられないことが多いものです。
彼に対して「あなたにしか甘えられない」という思いが隠れていることがあるかもしれません。
彼の前まで我慢しつづけられない
職場では、イライラしたり怒りたくなることがあっても、グッと我慢をしていませんか。
でも24時間我慢し続けるなんてできませんよね。彼の前では、彼に大きく包み込んでほしいというニーズがあっても、おかしくありません。
とはいえ素直に甘えられないときに、私たちは相手に分かってほしい気持ちを、怒りとしてぶつけてしまうことがあるようです。
彼だと許せない
自分に厳しい人は、他人にも厳しいと言われていますが、それは自分に課している厳しいルール(こうすべきだ、等)を他人にも当てはめてしまうからだと言われています。
他人なら誰にでも厳しいかと言えばそうではなく、心の距離が近い人ほど、自分に対するのと同じルールの上で生きるべきだと感じてしまうことがあるようです。
そのため部下などには、「しょうがないなぁ」と笑って許せることであったとしても、彼だと許せないと思うことがあるでしょう。
彼に辛辣になるキャリアウーマンによくある特徴
彼に辛辣になってしまうのは、自分に厳しく他人に優しい人ではないでしょうか。彼にも優しくしたいけれど、上述のとおり心の距離が近い彼は、他人というより自分と同じように扱ってしまっているのかもしれません。
ついひとりで頑張る
彼に「あれして」「これして」と言うのは実は最終手段で、いつもは何も言わずに粛々とひとりで頑張っていることが多いかもしれません。
しんどいと言えない
疲れていても、やるべきことをやってからじゃないと寝られない。そんな日々の積み重ねは、仕事でも家でも延々と続いているかもしれません。
にもかかわらず、「疲れた」「しんどい」などの弱音がはけないことが多いのではないでしょうか。
甘えられない
男性に甘えるなんて、か弱い女性のすることであり、自分には似合わない、などと思っていることもあるかもしれません。
辛辣さを軽減するために・彼と仲良くするために(対策)
努力家で、実力も伴っているキャリアウーマンのかっこいい女性が、彼に対する辛辣さを軽減するためにお勧めしたいことの一つに、彼の前では鎧を脱ぐ、ということがあります。
鎧というのは、「こうあるべき」「人にこのように見られたい」などの仮面のようなものと言えるかもしれません。
仕事で戦っているキャリアウーマンだと、鎧と言ったほうがしっくりきそうです。
外でのしっかり者が、彼との間でもしっかり者で居続ける必要はなく、温かな、やわらかい心を持ったひとりの女性になってもいいと思うのです。
デキる私、正しい私、弱音をはかない私、誰にも頼らない私。
そんな鎧をひとつずつ脱いでいくことは、実はあなたの本質を彼に見せるようで、怖いと思われるかもしれません。でもそのあなたの本質が、本当に彼が愛したいあなたであり、あなたが彼に愛してもらいたいところなのかもしれません。
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