子どもの頃から、なぜか母がよく言っていました。
オンナは好きになるより、好かれるほうが幸せだと。
だから好きな人と結婚するより、好かれている人と結婚したほうがいいと。
ふーーーん、と思っていましたが、
今になって思うんです。
それ、違うでしょ。と。
自分を好きになってくれる人がいれば、ありがたいですよね。
でも自分の幸せを考えた場合、好きになってもらっている、ただし自分はあまり好きではないというとき、
私たちはあまり幸せではないです。
好かれているけど、自分はあまり好きではないとしたら、そこに罪悪感を感じませんか?
ありがとう、でもごめんね、という感じ。
だけれど、自分が積極的に好きになったとしたら、
相手が私を好きになってくれればもちろん嬉しいけれど、
好きでなくてもいいの。でも私は大好きです。というとき。
私たちは幸せなんです。
ひとは愛しているとき、相手からの見返りはあまり考えませんから。
愛は与えるほどに増えると言いますが、
愛していることは、それだけで嬉しいこと。
見返りを求めなくても、愛させてもらっているだけで幸せ。
反対に、好かれているから結婚しようか、と思ったとしたら、好かれていることで幸せを感じているということですよね。
好かれている限りにおいては幸せ。
でも好かれるか、好かれないかは相手次第。
それって、とても危険だと思いませんか?
自分の幸せが、相手の気持ちに委ねられているなんて。
私たちは、自分の幸せを自分でつかみたいのです。
私たちは、自分で愛している限り幸せなはず。
だとしたら、愛されているから幸せなのではなくて、
愛しているから幸せ。
好かれている人と結婚するんじゃなくて、
好きな人と結婚する。(べつに結婚しなくてもいいけど)
オンナの幸せは、愛することにあるんです。
(オトコもおんなじだよ!)
お母さん、残念だけど、そうみたいですよ♪(ちなみに自分ばかり愛していると思うとき、
相手からの愛をきちんと受け取っているのか、要チェックです。)