カウンセリングサービスの帆南尚美です。
ブログにお越し下さり、どうもありがとうございます。
いつも楽しく仲良くしているパートナー。いいですよね。
でもいざ一緒に暮らそうかという話や結婚という言葉が出てきたときに、嬉しい反面「やばい」と思うことも多くあるようです。
今までは彼の部屋ばかりに行っていたからバレていないけれど、自分の部屋はとても散らかっているから見せられない、とか
今までは隠していたけれど、自分の実家はとても貧乏だから実家に連れていくことができない、とか、
自分はセンスのいい暮らしをしているけれど、親はセンスのひとかけらもないので、彼に親を会わせるのが嫌だ、とか、
「これは彼には見せられない」と思うことが多々あるようなんです。
それはそうですよね、今まで彼との間で培ってきた「私」というイメージが崩れてしまうし、何より自分の汚点を見せなければならないようで、彼に絶対嫌われてしまう、と思ってしまうのではないでしょうか。
誰かと一緒になるということは、自分の良いところもだめなところも、全部相手に見せて、受け入れてもらうことでもあるかもしれません。ですからとても怖くてあたりまえだと私は思います。
特に自分に対してだめだと思っているところを相手に見せるのは、「そんな自分であっても愛されるのだ」ということに確信が持てない限り無理!と思うかもしれません。
彼には言えない、でもいつか言わなければいけないだろうし、と、ぐるぐる考えてしまいますよね。
ところが部屋を片付けられない私、貧乏な実家、いけてない親、そういうものをダメだ、愛されないと決めつけているのは、他でもない自分自身なのだと気付いてみるといいかもしれません。
なぜなら、彼はあなたが部屋をきれいに片付けられるところとか、裕福な親とか、センスある親を、あなたに求めているわけではないからだと私は思っています。
ですから、あなたがあなた自身について嫌っているところは、勇気を持って彼に伝えてみることを私はおすすめしています。
もちろん、そういう話をしたときに、彼が少しショックを受けたように見えることもあるかもしれません。
しかし、それで彼に嫌われたなんて思わないでくださいね。
彼に今まで伝えていなかったことを伝えたら、驚かれるのはあたりまえです。
でも、それであなたを嫌いなったということではないと私は思います。
「嫌われるに違いないと思って今まで伝えられなかった」ということも一緒に伝えてみると、いいかもしれません。
自分自身の欠点だと思うことも含めて彼に愛してもらおうとする、そんな自分にOKを出すということなのではないかなと私は思います。
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