好きじゃない人にアプローチされて困る心理と上手な断り方

※アメブロ「恋愛テクニック」に掲載された記事をご紹介します。

みなさんは、嫌いではないけど好きじゃない人にアプローチされて困ったことがありませんか?

良い人だとは思うけど、恋愛相手としては考えられない人。

そんな人に、「好きです」「デートしてください」「お付き合いしてください」などと言われて、それまで嫌いじゃなかったのに、途端に苦手意識が出てきてしまったりするかもしれません。

今日は好きじゃない人にアプローチされて困る心理と対処法をご紹介します。

目次

好きじゃない人にアプローチされて困る心理

好きじゃない人にアプローチされて困る心理の代表は、傷つけないで断る方法がわからない、というものです。

好きと言われても応えられないと感じるときに、相手にNoを突きつけるしかありませんよね。

でも、そんなことをしたら相手は傷つくのが手に取るようにわかるあなたは、そう簡単にNoとは言えないと思うのではないでしょうか。

お断りしたいけど、断れない。
そのジレンマに困ってしまうのです。

しかし、ハッキリ断らないと、相手はあなたがOKなのかと勘違いしてグイグイやってきたりします。

いきなりプレゼントを渡されたり、デートを迫られたり。

そのうち、あなたは逃げまわり、相手の顔も見たくなくなってしまうかも。

ハッキリしない自分のことも好きになれないし、どうすればいいの?と困り果ててしまうかもしれません。

ハッキリ断れない人は我慢強い人

好きじゃない人にアプローチされてハッキリ断れない人は、実は我慢強い人だと言えるかもしれません。

これまで恋愛だけでなく生活のさまざまな場面において、ネガティブな感情、たとえば嫌いとか、イヤとか、辛いなどの、No(ノー)と言いたい気持ちを我慢することが多かったのではないでしょうか。

特に幼い頃から我慢を当たり前にやってきた人にとっては、自分が今我慢しているなんて気づかないかもしれないのです。

好きではない人にアプローチされて、お断りできずにいるときは、相手の好意を我慢してまで受け取らないといけないんじゃないかしら?なんて思っていませんか?

それは多くの場合、相手の人を大切にしたい、傷つけたくないという、優しさからきているのでしょう。

我慢ばかりするようになった理由

我慢ばかりするようになった理由はさまざまあると思いますが、中でも幼少期からの親や養育者との関係において、なにかしらいつも我慢してきたのかもしれません。

たとえば、妹や弟の世話で忙しそうだから甘えたい気持ちを我慢したとか、
お母さんを助けてあげなくちゃと思って、遊びたい気持ちを我慢したとか。

そんなことがたくさんあると、あなたの中で我慢することと愛することがイコールになってしまって、人に優しくするには我慢するしかないんじゃないかと思ってしまうこともあるようなのです。

好きじゃない人にアプローチされたときの断り方

好きじゃない人にアプローチされたときの断り方としてのおすすめは、早めにハッキリと断ることです。

もちろん相手は落胆するでしょう。
でも、返事を先延ばしにしたり、うやむやにしたりするほうが、相手にとっては余程辛いことです

本当の意味で相手に優しくありたいと思うならば、早めにハッキリです。

ハッキリというのは、「あなたなんか恋愛相手としてナシですから!」のように相手をあえて傷つけるような言い方のことではありません。

よく恋愛ドラマなどであるように「お気持ちは嬉しいのですが、ごめんなさい」程度で、相手にはきちんと伝わることが多いようです。

もしもそれでは伝わらずにしつこくされる場合は、ひとりで悩まず、信頼できる人に相談してくださいね。

好きじゃない人にアプローチされて困るのを卒業するには?

好きじゃない人にアプローチされてたびたび困るのを卒業するには、恋愛に限らず日々の生活のさまざまな場面において、あなたが嫌だと感じたときに、「嫌なんだな」と思ってみることがとても大事です

これまで我慢するという方法で、嫌だという気持ちを大切にしてこなかった人は、自分の嫌だという気持ちに気づきづらかったりします。
なので、まずは「嫌だという気持ちに気づきたい」と思っておくことで、少しずつ気づけるようになっていくと思いますよ。

嫌だと気づけたら、その気持ちを大切にしようと思ってみてくださいね。

あなたの「嫌だ」という思いは、わがままでもなく、悪いことでもなく、あなたの心の声です。ちゃんと聴いてあげましょう。

NOが言えるようになると、素敵なパートナーが見つかりやすい

NOが言えるようになると、素敵なパートナーが見つかりやすいといえます。

私たちは、ネガティブな感情だけを我慢することはできないと言われており、我慢しやすい人は好きとか楽しいというポジティブな感情もいつのまにか我慢してしまい、感じづらくなってしまうといわれているのです。

感情の抑圧と呼ばれているのですが、感情を我慢していると、好きも嫌いもわからなくなってしまうことがあるのですね。

これは周りからすると、あなたが何に喜び、何を苦手としているのかがわかりづらい(何を考えているのかわかりづらい)と感じるので、対人関係や恋愛において、マイナスといっていいかもしれません。人は、何を考えているのかが分かりやすい人のことを好きになりやすいのです。

NOが言えるようになると、素敵な人が目の前に現れたときに、この人いいな、素敵だな、好きだな、と思えるようになるともいえます。さらに相手にも、あなたが好感をもっていることが(あなたの目や表情、態度などから)伝わりやすいので、恋愛に発展しやすいでしょう。

好きでもない人にアプローチされて困ったり悩んだりする時間も、心の負担も減って、大好きな人と出会う準備万端になりますように。応援しています。
(完)

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この記事を書いた人

帆南尚美のアバター 帆南尚美 心理カウンセラー

職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスでカウンセリングを行っている。

<得意分野>
・30〜50代の恋愛
・パートナーシップ
・夫婦関係
・今の仕事を気分よくやりたい
・職場の苦手な人を減らしたい
・言いたいことを言えるようになりたい
・自分の良さを表現できるようになりたい
・いつも前向きな人生にしたい         など

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